高校野球
2025/11/04 20:25 NEW

北海の147キロ右腕・松田収司が仙台大に進学 けが乗り越え、見据えるプロへの道

仙台大に合格した北海の松田=撮影・十島功

体育学部体育学科に合格

 北海の最速147キロ右腕・松田収司投手(3年)が4日、仙台大のスポーツ総合型選抜で体育学部体育学科に合格した。

 1年秋に主戦格として全道制覇に貢献した松田だったが、その後はけがに苦しみ、最後まで背番号1を背負うことはできなかった。それでも3年夏、最後の甲子園で自己最速を更新する147キロをマーク。「1年目春から150キロを出せるようにしたい」。大学野球スタートから、一気に大台へと乗せるつもりだ。

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 仙台大は、今年のドラフトで広島から1位指名の平川蓮外野手(4年)ら2選手をNPBに送り出した。来年以降を見据えても、最速159キロを誇る右腕・佐藤幻瑛投手(3年)など、好投手がそろっている。今春は旭川実業から152キロ右腕の田中稜真投手(1年)も入学した。

 「(仙台大は)ピッチャーが良いっていうイメージです。ピッチャー専門のコーチがいて、外にも室内にもブルペンがあったり、環境が良いなと思いました」。練習会に参加した際に、成長できる環境と感じることができた。

競争は激しいが「即戦力で使ってもらえるように」

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