ファイターズ
2025/10/17 19:15 NEW

《ハム番24時》10月17日


 CS第2戦に敗れ、崖っぷちとなったが、高卒4年目の福島が見せた10奪三振の快投は見事だった。捕手として好リードした田宮は「去年1年間とは全然、違いましたね。しっかり成長しているなと、福島自身も思ったんじゃないですかね。このソフトバンク相手に、七、八回までいけるというのは」と感心していた。

 福島の入団時、田宮は高卒4年目で、2軍の鎌ケ谷が主戦場だった。当時から後輩右腕のボールを受け「いずれかはこう(すごい投手に)なると思っていました」と活躍を予感していたそうだが、「達もそうですけど、こんなにすごい早く、活躍しているのはすごいなと思います。僕はそんなに早く活躍していませんでしたから」と、成長スピードの早さに驚かされているという。

 福島も、同じく高卒4年目の達も、田宮のことは親しみを込めて「たみちゃん」と呼ぶ。はたから見れば失礼なようにも思えるが、優しい先輩は「かわいい後輩ですよ」と広い心で受け止めている。「福島も達も、大学4年生の代が頑張っている。すごいなと思います。一緒に戦っていきたいなと思います」。後輩投手たちが伸び伸びと、大舞台でも実力を発揮できているのは、裏で支える捕手がいてこそだ。

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