《SHINJOの信条》向こうも思っているでしょ。お互いさま。あしたは逆になるように

■2025 パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルS第1戦 日本ハム1-2ソフトバンク(10月15日、みずほペイペイドーム)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
―(試合を振り返って)
「もう、このファイナルは誰が打ったとか(関係ない)。よくやりましたよ。アンラッキー。最後は。あれ、サードゴロ…」
―先発の達が粘って好投
「良かったね。ゲームをつくってくれたし。さあ(田中)正義くん、頼むというところで、一発を打たれて。ソフトバンクさんも松本(裕)くん頼むというところで一発打たれて。いい試合になって、最終的には向こうが勝った。あした、あさって、あと2つあるので。これこそ切り替えでしょ」

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―レイエスの同点ホームランはどう見たか
「すごかったね。あのバッティング。あっという間にスタンドイン。あのバッティングができたら相当、打てるでしょうね。ホームランを。惜しかったね、最後(延長十回の中堅フェンス直撃安打)の打席も。(代走を出したくても)あのバッティングをされたら代えられんね。(レイエスが走者だと)バントもできんしね。まあ、正解でしょ、代えなくて。負けたけど…答えなんか分からないからね。こればかりは」
―もう1打席回る可能性を見て
「(十二回まで想定すると)もう1度、回るのでね」
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―達を6回で代えたのは
「みんなで決めました。正義くんがいいという判断もあった」
―万波がファーストステージから安打が出ている
「まあ、でも普通じゃないですか。万波くんのバッティングといえば、すごい打球速度。ツーベースがベストですけどね、このシリーズは」
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―初戦から、いい内容のゲームに
「うん。あした、あさって取れたらもっといいですけどね。そう甘くないと思うので。まあ、作戦はできんかったね。ノーアウト、1アウトで塁が埋まらなかったから。2アウトで埋まったので。そればかりは、ああだこうだ言っても。埋まらないものは埋まらないんだから。作戦ができない。それだけのことなので。あしたはできるように祈っておきます」
―ソフトバンク戦は競った展開になる
「向こうも思っているでしょ。お互いさまでしょ。あしたは逆になるようにやっていきます」
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