【一問一答】GACKT ファーストピッチに登場 「新庄さんに何が難しいのか説教されましたからね」
ファーストピッチに乱入した鬼龍院翔(左)に苦笑いを見せるGACKT=撮影・小田岳史
■パ・リーグ16回戦 ソフトバンク―日本ハム(7月31日、エスコンフィールド北海道)
アーティストのGACKT(52)が昨年に続いて試合前のファーストピッチセレモニーに登場した。昨年はノーバウンドながらも、ストライクゾーンから大きく外れる投球となり、今回はリベンジを期して臨んだ。ところが、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔(41)が乱入。GACKTはマウンドから追いやられ、打者として勝負することとなった。元野球部の鬼龍院が投じたボールは、昨年のGACKT同様、大きく外れた。土下座する鬼龍院と、苦笑いを浮かべるGACKTの姿に、球場内のファンは沸き上がった。GACKTの問一答は以下の通り。
―ファンも驚きの展開、イベントを終えて
「本当ですよ。いや、非常に不完全燃焼で。また来なきゃいけなくなったのかな、そんな気持ちです」
―バッティングの挑戦は初めてか
「バットですか? ボールを打つのですか? 打席に立つの、初めてです」
―やってみて
「右で振った方がいいのか、左で振った方がいいのか、よく分からなくて。とりあえず左で立ってみたんですけど」
―鬼龍院のピッチングに点数を付けるなら
「去年の僕が30点だったとしたら、あいつは12点ですね(笑)」
GACKTに代わり、マウンドに立つ鬼龍院
―結構、低い
「やばくないですか?」
―大きくそれた
「さっきも話したんですけどね」
投球する鬼龍院(上)と打席に立つGACKT
―どんな会話を
「元野球部です、と言っていた(笑)」
―GACKTも昨年から投球練習したと
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「そうなんですよ。ずっとピッチング練習をやっていて。この1年、あれからずっと。ずーっとやっていて」
―2回目のファーストピッチ。リベンジの思いがあったか
「設定は去年と一緒だったんですけどね。九回裏2アウト満塁という。一発打たれたら逆転という。そんな気持ちでマウンドに立っていたんですけどね」
ファーストピッチセレモニーでマウンドに立つGACKT
―1年間、練習して自信はどうだったか
「ボールを初めて持った人が1年でここまで成長するんだ、ということを見せられるかなと思ったんですけどね。見せられなかったですね(笑)」
―次回に期待ということで
「機会があれば」
―日本ハムがパ・リーグ1位で好調
「勢いがあるチームって、みんなキラキラしているので。一人一人の選手がもっと表に出て、日本中が知る選手にまでなっていただけるといいなと思いますよね」
―現時点で一流になれそうな選手は
「いっぱいいると思いますよ、ファイターズ。新庄さんがああいう人なので、けん引しているんじゃないかなと思います」
マウンドを鬼龍院(右)に譲り、苦笑いで降板するGACKT
―新庄監督と正月の番組で競演。きょうは話したか
「きょうは話していないですけど、前回の格付けで一緒だった時、ずっと話していた。ずーっと僕に『野球は難しいんだよ』と。知っていますよと言って」
―その難しさを1年、かみしめたのか
「だいぶ。新庄さんに何が難しいのか、というのをずっと説教されましたからね」
―首位争いを繰り広げる両チームにエールを
「もちろん勝負はやってみないと分からないので、なんとも言えないですけど、僕もここに2回立たせてもらって…2回じゃないか、1.2回ぐらいですか(笑)。気持ち的にはファイターズの推しになっているので、ファイターズに勝ってもらいたいですね。気持ち的な問題ですけど。ただ、勝負は分からないので。最後まで見ている方たちが楽しんでもらえたら。その上でいい試合をして勝ったチームを祝福するというのが、見る側の責任なのかなと思います」
土下座した鬼龍院(右)を励ますGACKT=撮影・岩崎勝