【一問一答】斎藤友貴哉 九回をパーフェクト締め「今このプレッシャーを愉しめるのはプロ野球選手として幸せ」
九回を3者凡退で締め、田宮(右)と喜ぶ斎藤=撮影・井上浩明
■2025 パーソル クライマックスシリーズ パ ファーストS第1戦 オリックス0-2日本ハム(10月11日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの斎藤友貴哉投手(30)が2点リードの九回に3番手で登板。オリックス打線を3人で切って取り、大事なクライマックスシリーズ(CS)初戦を締めくくった。試合後の一問一答は以下の通り。
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―CSならではの緊張感はあったか
「めちゃくちゃ緊張しました。試合から遠ざかっていたのもあって、点差も点差だったので、緊張したんですけど、自分のやることをしっかりやろうと思ってマウンドに上がりました」
―内容も完璧だったのでは
「勝てば、なんでもいいかなと思っています。内容はあまり気にしていないです」
九回、3番手で登板した斎藤=撮影・岩崎勝
―セーブシチュエーションで抑えた
「正直、どの回を任されても抑えてくるということを心がけているので、ゼロで帰って来られて良かったです」
―きょうは宮西が継投に関わった。登板前に何か話はしたか
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「特に。九回いくぞ、という感じで。よし、と気持ちが入りました」
―細かいコントロールよりも腕を振ろうという気持ちだったか
「そうですね。コントロールも、フォアボールを出さないように気を付けているんですけど、腕を振ってバッターを抑えることが一番なので。それで抑えられたら最高ですね」
九回1死、オリックス・森を一ゴロに打ち取り、ガッツポーズを見せる斎藤=撮影・松本奈央
―ツーシームで160キロをマーク
「すごくツーシームの感覚が良いので。すごく良い球だったなと思うので、バッターが嫌がるような球をどんどん投げていければと思います」
―試合終了直後にはガッツポーズも。ホッとしたという感じか
「ホッとしました。あす取らないと意味がないので、次をしっかり取れるように全員でいきたいなと思います」
九回2死、オリックス・杉本から三振を奪い、ガッツポーズを見せる斎藤=撮影・宮永春希
―九回のエスコンの雰囲気はどうだったか
「たくさんのファンの声援がありましたけど、雰囲気をそんなに考えられるほどではなくて、本当にいっぱいいっぱいというか。でも勝った瞬間は最高だったですね。一球一球で(球場が)ワーッとなってくれるので、すごいところで野球をやっているなと思っています」
―ポストシーズン初セーブ。大事な試合でクローザーを任されることをどう感じているか
「本当に光栄ですね。プロ野球選手になれる人がわずかで、その12球団の中でも2球団しかこの場には立てないので、本当に光栄です。今このプレッシャーを愉しめるのは、プロ野球選手として幸せだということを感じているので。その幸せを感じてマウンドに上がりました。ここに立てるのは本当に幸せなことなので、それをマウンドで体現できたらなと思っています」
試合終了後、チームメートとハイタッチを交わす斎藤(右)