【一問一答】斎藤友貴哉 抑えで3月以来の2セーブ目 抹消の柳川思いやり「あいつ自身も悔しいと思う」

■パ・リーグ22回戦 西武3-4日本ハム(9月14日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの斎藤友貴哉投手(30)が九回に救援し、3者凡退で3月30日以来の今季2セーブ目を挙げた。自己最速161キロを計測した13日に続き、この日も160キロの剛球で圧倒。腰の張りで登録抹消となった柳川大晟投手(22)に代わって任された大役をこなした。ヒーローインタビューと囲み取材の一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―1点リードの九回、どんな気持ちでマウンドに向かいましたか
「勝ちましたああああーーーーーーーーー!」
―インタビューが始まる前に、スタンドの四方八方から、『ゆきや』の声が飛び交った。どう聞こえましたか
「たぶん、皆さん、しびれていますね。ちょっとスベったな(笑)」
―1点リードの場面。緊張感、プレッシャーは
「はい。めちゃくちゃ緊張しました。でも、皆さんのおかげで、ファンの代表でしっかり最後まで打者を抑えることができました」
―最後の1球はどんな気持ちで投げ込んだのか
「皆さんの思いをすべてあの1球に虎視眈々(たんたん)と行きました」
―虎視眈々とという表現もありましたけど、ものすごい気迫があった
「はい。本当に気迫でしかないです。正直。全力で向かっていきました。ありがとうございます」
―正直、投げ終えたばかりで頭の中が混乱している状況ですか
「はい。投げる方が仕事なんですが、ちょっと投げる方もなかなかうまくいっていないので、トークは皆さん勘弁してください(笑)」
―気迫あるピッチングを見せてくれました。きのうも、ここぞという場面で自己最速を更新する161キロを複数回計測しました。負けられない戦いが続く中、どんな気持ちでマウンドに向かっていますか
「161キロは数字であって、皆さんが161キロを投げた瞬間にわーってすごい球場全体が盛り上がった感じが本当、しびれました」
―エスコンでは初セーブ
「はい。みんなでこの1点を守り切る。(抑えが)自分だっただけに、皆さんのバトンを最後、ゴール地点まで運んで行ったので良かったです」
―この勢いのまま、どんなピッチングで残りの試合を引っ張りたいですか
「あしたも勝ちますよ~皆さん。本当に皆さんの応援、声援含め、すごい心に響いているので、皆さん、あしたもよろしくお願いします」
【囲み取材】
―本拠地では初セーブ。あらためて実感は