エース伊藤がポストシーズン初勝利　ファイナル進出に王手

　日本ハムは本拠地のエスコンフィールド北海道でオリックスと対戦。２―０で先勝し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。

　エースの伊藤大海投手（２８）が７回４安打無失点。一、二、四、五回と得点圏に走者を背負いながらも粘りの投球で失点を食い止めた。伊藤はポストシーズン初勝利を飾った。リリーフ陣も盤石でつないだ。八回は田中正義投手（３１）、ラスト九回は斎藤友貴哉投手（３０）がそれぞれ１回をパーフェクトに封じた。

　打線は二回、先頭の５番・郡司裕也捕手（２７）が右翼フェンス直撃の二塁打で出塁。犠打で１死三塁とし、７番の万波中正外野手（２５）が三遊間を破り、先制点を奪った。１－０の四回には郡司が左翼スタンドにソロ弾を放り込んだ。

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