新庄監督 進化形ランボルギーニで球場入り 「秀さんが書いてくれた」気愛Tシャツ着用

ボス流〝出勤〟CSバージョン
日本ハムの新庄剛志監督(53)が11日、CS(クライマックスシリーズ)ファーストステージ初戦に合わせて「ランボルギーニ レヴエルト」に乗って球場入りした。黒のスーパーカーを自ら運転し、エスコンフィールド北海道の正面に到着。タレント・中山秀征(58)から贈られた「気愛」とデザインされたTシャツを着用していた。
中古車の買い取り、販売などを行っている「T×T(ティーバイティー)ガレージ」が協力。同社によると、買い取り査定額は8000万円以上という高級車だ。大事な戦いの前にこだわりの車で登場した新庄監督は「ランボルギーニカウンタックが進化して。その進化を味わいたいと思って乗せてもらいました。進化しすぎてスタートするまでに20分ぐらいかかった」と苦笑いし「ファイターズの選手たちも進化している。それを味わいながら運転してきました」と明るく振る舞った。
憧れの車「ランボルギーニ」
ランボルギーニは特別な車だ。「小学校の時に、机の上でカー消しゴムを端っこに置いて、ペンで(はじいて)落とし合いをしていました。その時にランボルギーニカウンタックがものすごく強くて。プロ野球選手になったらランボルギーニカウンタックを買うという夢をつくって、実際にタイガースの時に買って夢をかなえて。そこからずーっと大好きで乗っていました」と思い出に浸った。
「レヴエルト」はカウンタックの進化形。ハイブリッドで、さまざまな機能が備わっている。「昔はものすごい音だった。今は静かな音ですけど、操作で4段階ぐらい音の大きさを調節できる。5個ぐらいズラすと空を飛ぶ(笑)。3メートルぐらい飛んでいく」と冗談を交えつつも、その魅力を堪能した。
いざ大一番へ 「気持ちを込めて選手を育ててきた」
着用していた黒のTシャツには、気愛の文字が記されていた。「気持ちを込めて選手を育ててきた、そしてファイターズファンが愛してくれているという部分を一つにして、中山秀さんが書いてくれて。それをTシャツにしてもらいました」。就任4年目の指揮官はさまざまな願いを背負い、決戦の舞台に向かった。
