【一問一答】北山亘基 CS第2戦に先発登板 「しっかり自分の役割を果たせば勝ちにつながる」
CSファーストステージ第2戦に先発する北山=撮影・松本奈央
2年連続のポストシーズン先発
日本ハムの北山亘基投手(26)が12日に行われるオリックスとのCS(クライマックスシリーズ)ファーストステージ第2戦(エスコン)に先発登板する。今季、キャリアハイの9勝、リーグ2位の防御率1.63をマークした右腕が、大一番でチームを勢い付けるピッチングを披露する。登板前日の一問一答は以下の通り。
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―あすの第2戦で先発登板。現時点での心境は
「あまり思ったよりも変わらず。変にドキドキもせず、でも良い緊張感で、程よく。今はそんな感じです」
―昨年のCSでも登板。その経験を生かせる部分はあるか
「独特の緊張感などは、たぶん去年経験したからといって消えるわけではないと思うので、そこはあまり期待していないんですけど。ただ試合のイメージであったり、球場の雰囲気であったりというのは、投げる前にも去年のことを思い出せば、しっかりイメージは膨らむと思うので、そういう点では去年の経験を生かして試合に臨めるんじゃないかなと思います」

―イメージトレーニングなどはしたか
「きのう、ピッチングした時もそうですし、試合に入る前の気持ちをつくる部分でもそうなんですけど、より鮮明に球場の雰囲気であったり、CS独特の雰囲気をイメージして入れると思うので、そういう点では良いのかなと思います」
―試合展開のシミュレーションは行っているか
「きょう、伊藤大海さんが投げるので、同じ右ピッチャーとして相手打線がどう対応してくるかであったり、そこは直近の傾向を見られると思うので、しっかりチェックしていけたらいいなと思います」
―相手のピッチャーはあまり意識しないか
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「そうですね。あまり僕1人で投げるつもりもないですし、いけるところまで全力でいくつもりですけど、変に気負いすぎるつもりもないので。全員で総力戦で勝つというイメージがあるので、あまり相手ピッチャーどうこうというよりかは、しっかり自分の役割を果たせば、勝ちにつながるとは思うので、もうそこだけにフォーカスしてやりたいなと思います」

―ここ数日、睡眠をすごく意識しているということだったが、眠りの部分ではしっかり休みを取れているか
「そうですね。僕は過去数試合、ナイターの登板が多かったので、夜型の流れになっていた。そこはある程度、デーゲーム向きにリズムをちょっとずつ整えていけたので、そういう点では良かったかなと思います」
―デーゲームのリズムにはどれぐらい前から変えていったか
「3日前にはちゃんと寝られるようにはしておきたいので、そういう流れにして。ゆっくり、ちょっとずつ修正して、良い睡眠を取れるように意識しています」
―デーゲームの登板前日は何時頃に寝るか
「登板前とかだと、10時ぐらいですかね」
―起床は朝6時ぐらいか
「いや、10時、11時に寝て結構、寝ます。球場がエスコンで、2時(開始)の試合だったら、9時ぐらいに起きますね」

―ナイター登板前日であれば、深夜まで起きているか
「ナイターだったら12時とか1時ぐらいに寝ますね」
―それで11時ぐらいまで寝る
「寝ます。試合当日はしっかり寝てから、いつも来ています」
―CSでの先発という大役を任されたことについてどう感じているか
「今に始まったことではないというか。今シーズン後半、特にリーグ優勝が懸かった試合でも、たくさん登板させてもらいましたし、そういう中でいろいろ経験して、チームの勝敗を左右するような試合で投げさせてもらう喜びと、緊張感の中で投げるということも経験して、強くなるところもあると思うので。そこは自信にして、自分の力を発揮することを、しっかり準備してできたらいいなと思います」
