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【一問一答】北山亘基 死力尽くした110球「負けたら終わりだと思ってやっていた」

■パ・リーグ24回戦 日本ハム2-3ソフトバンク(9月18日、みずほペイペイドーム)
日本ハムの北山亘基投手(26)が大一番の先発で死力を尽くした。二回に犠飛で1点を失ったが、要所を締めて七回途中1失点で降板。負けられない重圧を背負い、110球を投げ抜いた。試合後、取材に応じた一問一答は以下の通り。
―先発として試合をつくり、1点リードでバトンを渡した。投球内容を振り返って
「勝つのと負けるのと、どちらかの世界なので。…どちらかしかない。負けたことは擁護できないですけど、みんな頑張ってやっている。すぐ切り替えろと言われても難しい部分があるんですけど、あしたまた全力で過ごす。その繰り返しだと思う。誰が、とかもないですし、どのポイントが、とかも、こういう試合になってくるとないので。ただ負けた、きょうはそれに尽きるかなと。あしたもまた来るので、切り替えてとは簡単に言えないですけど、やるべきことをおのおのがやるしかないんじゃないかな、という気持ちです」

―登板後のコメントで寿命が縮まるような緊迫した試合展開だったと。それだけ責任を背負ってマウンドに上がっていたか
「そうですね。負けたら終わりだと思って僕はやっていたので。最後、難しい場面で上原さんにつないだ、というところもあったので、そこで抑えてくれて感謝ですし、こういう試合になったら、みんなで助け合ってやるしかない。ただ負けた、ということかなと思います」
