【一問一答】北山亘基 7回0封の好投で3試合ぶり勝利導く「もう1回ピリッとするように…」
四回2死一、二塁で楽天・鈴木大から三振を奪い吠える北山=撮影・松本奈央
■パ・リーグ21回戦 楽天0-5日本ハム(8月29日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの北山亘基投手(26)が先発し、7回を無失点に抑える好投で8勝目をマーク。ベルーナドームで勝利をつかめかなったチームに漂う嫌な雰囲気を、その右腕で払拭した。ヒーローインタビュー、試合後の一問一答は以下の通り。
【ファイターズ 関連ニュース一覧】
【ヒーローインタビュー】
―ファンの皆さんの歓声、お立ち台からの景色を見ていかがですか
「きょうエスコンに戻って、大事な初戦を任せていただいたので、何としても勝ちにつながるピッチングをしたいと思って(マウンドに)上がったので、チームがきょう勝って良かったです」
―その思いが実を結んで、圧巻の7回無失点9奪三振のピッチングでした
「田宮とバッテリーを組んで、しっかり要所要所、良いリードをしてくれて、ピンチもあったんですけど、しっかり三振を取ったり、しっかり抑えて切り抜けられたので、良かったかなと思います」
ベンチで会話する北山(左)と田宮
―球数が自己最多に迫る120球。球数についてはどう感じてますか
「本来であれば、もう少し少ない球数で7イニングを投げられたら良かったんですけど、きょうは思ったよりもちょっと無駄球が多かったかなっていうのはあったので、また次への課題で、しっかりそこは潰していきたいと思います」
―中盤まで0-0と緊迫する投手戦が続いていました。毎イニングどんな気持ちでマウンドに向かったんでしょうか
「相手の荘司投手はすごく良い投手ですし、前回も同じマッチアップでやられていたので、何とか先制点だけは与えないようにって考えて投げた結果、六回に味方が先制点を取ってくれて、すごく良い流れになってくれたので、野手に感謝したいと思います」
―水谷選手の先制タイムリーはベンチからどんな風に見つめていたんでしょうか
「あまり味方の攻撃に入りすぎないようにしているんですけど、先制点が入った瞬間はすごくうれしかったですし、次の回も行くっていう風に言われていたので、心を落ち着けて、もう一回集中して、次の回投げるんだって気持ちで待ってました」
お立ち台でファンの声援に応える北山(左)と水谷
―声を出しながらの気迫あふれるピッチングでしたが、北山投手のピッチングがチームに流れを引き寄せたんじゃないでしょうか
「前回、前々回、自分の中で少しふがいないピッチングが続いていた。今回は必ずやり返すという強い気持ちで入ったので、それが結果として表れて、良かったなと思います」
―自身の8勝目も付いてきました
「特にホーム球場、このエスコンでのファンの皆さんの歓声っていうのは、すごく選手1人1人の力になってますし、グラウンド上にもすごく届いてくるので、たくさん力をもらってます。まだ8勝ってことで、最低でも2桁目指してやっていきたいと思っているので、もっともっと貪欲にチームに貢献したいなって気持ちで頑張っていきたいと思います」
―最後にどんなピッチングで引っ張っていきたいかを改めてお願いします
「この前、伊藤大海さんがここで素晴らしいピッチングをされていたので、僕も負けたくないという気持ちできょう投げましたし、他にも良い先発陣がたくさんいっぱいいるので、その中で一番良いピッチャーってみんなに言われるように頑張っていきたいなと思います。これからも応援よろしくお願いします」
【試合後取材】
―ヒーローインタビューでは無駄球が多かったと話していたが、点を与えないために球数がかさんだ面もあったのでは
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「そうですね。ここ2、3試合で、真っすぐの強さというか、もう1個バッターとの間合いの中で、押し込むのがちょっと足りていない部分があったんですけど、それは今回かなり改善していけた部分があって。その感覚を崩さないようにというところで、きょうは大事に投げたんですけど。その感覚が途切れたボールはほぼなかったので良かったんですが、その分球数をもうちょっとコンパクトに抑えていけた要素もたくさんあった。投げすぎた要素は多少あったので、そこは次への課題かなというのはある。まず1歩目として、真っすぐの強さに関しての課題を克服できたので、良い段階は今回踏めたんじゃないかなというのはある。球数は行きましたけど、要所をしっかり抑えられたので、それはすごく良かったかなと思います」

―あえてまとまりすぎないように
「そうですね。パッと見のまとまりを求めて、真っすぐの強さを失ってしまうと、本来自分が改善したい部分がおろそかになってしまうので。多少球数がかさんでもいいので、きょうはしっかり強さを出していくというところを大事にやった。そこはきょうかなり手応えも良かったので、次につながるんじゃないかと思います」
―120球を投じた中で、球の強さを感じた場面や、この1球というのはあったか
「後半ぐらいから147、8(キロ)ぐらいの真っすぐを投げたんですけど。疲れも多少出てきた中で、今までだったらちょっとシュート回転したり、開きが早くなって、バッターがタイミングを合わせやすくなるボールなんですけど、きょうは球速が落ちても比較的ファウルチップを取れましたし、差し込んでいたので、そこがきょうの一番良かった部分かな。それを続けていったら、もっとそのフォームだったり、そのボールの質で、今後球数が増えていった中で、もっと球速も安定してきたらいいんじゃないかと思うので、そこがきょう一番良かったと思います」
―140キロ台の球はツーシームか
「ツーシームも入っているんですけど、真っすぐでも(1)40キロ台後半に入っていたボールもあったので、その中でもファウルを取れたのは、すごく良かったと思いました」

―チームが2試合勝利がなかった中で、きょうこそ勝ちたいという意識はあったか
「正直、この前の天王山と言われていたホークス3連戦、僕も投げさせてもらって、3連勝できてよかったという気持ちの半面、次からの試合ちょっと心配だなという気持ちも、多少自分の中でもあった。それをもう1回、ホームに戻ってきての(カード)頭で、もう1回ピリッとするようにピッチングをしたいと思っていた。きょうはなんとか先制を与えずに最後まで行けたので、カード頭としてはしっかり役割を果たせたんじゃないかと思う。そこは良かったです」
【2000円お得! 道スポの年払いプラン】
―初回は3者連続三振スタート。チームに良い刺激を与えられたのでは
「僕は前回、前々回、ホークス戦も含めて2失点、3失点しているような内容だったので、もう1回僕自身もピリッとするような、ゼロで抑え切るというところをきょうは課題で入っていた。初回もかなり飛ばしていきましたし、良いスタートを切って、そこから良い流れで。ピンチもあったんですけど、要所をしっかり抑えていけたので、すごく良かったんじゃないかなと思います」
試合後のフォトセッションに応じる北山(右)と水谷