《SHINJOの信条》おめでとうでしょ。あとはパ・リーグを盛り上げてくれて。そのお礼を言いました

■パ・リーグ25回戦 日本ハム2-1ソフトバンク(9月30日、みずほペイペイドーム)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
―(1点差でソフトバンクに競り勝ち)
「基本的に小さい頃から負けるのが大嫌いなので、どんな試合でも勝つのは気持ちいいですね。きょう、清宮くんが打って(最多安打争いで)並んだ? (村林も1安打で)1本差か。向こうの方が試合数が多いと」
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―残り試合は楽天が3で日本ハムが1
「ソフトバンク対ファイターズみたいな(競った)戦いをしていますね(笑)。また1番でいって何本打つか。あと郡司くんがきょうホームランを打って、もう少しで打率3割に乗るので。OPSのことも言っていた」
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―OPS.800に迫っている
「それなら(出塁率、打率を上げるために)セーフティーをしてこいと言ったら、ボールで(笑)」
―個人成績を大切にして
「もちろん。(打率が)2割台と3割では全然、違う。年俸の問題にしても。なんとかいい形で。(シーズン最終戦は)郡司くん…1番? いや清宮くん1番、郡司くん2番か。それはそうか。それでいきます」
―オーダー交換の時に小久保監督へ黄色の花束を渡していた
「もちろん。それはおめでとうでしょ。あとはパ・リーグを盛り上げてくれて。ソフトバンクさんがいなかったら、こんなに盛り上がらなかったので。そのお礼を言いました」

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―小久保監督も驚いていた
「まだ驚く? でも来年はもう1球団、増えてほしいね。この戦いに」
―優勝争いが三つどもえになれば
「そうそう。相性がいいチーム、悪いチームは毎年、変わっていく。3球団が競る戦いになってくるとさらに(盛り上がる)。セ・リーグも。今、(メジャーの)アメリカン・リーグで、ものすごくいい戦いをしているじゃないですか。あれですよね。来年は3チームで争えたらいいなと」
―3チーム目はどこがきそうか
「野手はロッテさん、揃っていますよね。投手は西武さん。全体的なバランスで言ったらオリックスさんと、楽天さんだから。毎年、分からないですからね、これは。うちがガーンと下がることはないですけど…(笑)。ないと思う。ないですよ。でもその前にクライマックス、ファイナルと日本シリーズがあるので、ファンのために戦っていきます」
―CSファイナルの舞台になる場所で、ソフトバンクに勝った
「本当はここでソフトバンクさん、ゲーム差によりますけど、ここで決めたら最高でしたよね。地元で。でもそうは言っていられんでしょ、小久保監督は。早く決めたかったでしょ(笑)。俺は最後の最後にエスコンで(優勝が)決まる、決まらないの争いをしたいタイプです。ほかの監督はたぶん全員、早めに決めたいでしょうけど(笑)。なんか嫌なんですよね、ビジターで決まるのが。本拠地の方が100%いい。もしそこで負けたとしても、さらに目標をつくれるし。あと1試合」
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