北海学園大の159キロ右腕・工藤泰己ら4人がプロ志望届を提出【札幌6大学野球】

■札幌6大学野球秋季リーグ戦(9月24日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
▽第2節第4日 北海学園大(6勝3敗)8-1星槎道都大(5勝4敗)
高谷が1失点完投 2季連続優勝はならず
北海学園大は153キロ右腕・高谷舟(4年、札幌日大高)が1失点完投勝利。25日の札幌大戦を残して2季連続リーグ優勝は逃したが、試合後に高谷ら4選手がプロ志望届を提出した。10月23日のドラフト会議で指名されれば、21年の巨人育成1位の鈴木大和外野手(26、北海)以来。さらに同一校から3人以上が指名されれば、北海道の高校・大学では過去最多となる。島崎圭介監督(54)と4人のコメントは次の通り。
■148キロ左腕・木村駿太投手(4年、札幌国際情報)
「大学入った時は(プロ志望届を)提出することも考えてなくて。それぐらいの選手だったんですけど、意識とかも含めて、ここまで変わってこれて、4年間できてよかったです」
■強肩強打の常谷拓輝内野手(4年、札幌静修)
「プロに関しては本当に行きたい気持ちがあります。この3人に関しては、いいチームメートでありライバル。プロに進んだとしても、ずっと切磋琢磨しながら、そういう関係でいたい」
■159キロ右腕・工藤泰己投手(4年、北海)
「入学した時からずっとプロで活躍することを目標に頑張ってきたので、この先どうなるか分からないですけど、提出するとこまで成長できたのはすごく光栄なこと。この大学でこのメンバーでなければここまで来られなかったと思う。この大学で野球がやれてよかった」
■153キロ右腕・高谷舟投手(4年、札幌日大高)
「ずっと小さい頃から夢だったので、ここまで来たんだな、という感じです。きょうの投球は四球が少なかった。ずっと大学で課題にしたことなので、大学4年の最後にそういうピッチングできたのはひとつの成長かな」
■これまでに中日・川越誠司外野手(32、北海)、巨人・鈴木大和外野手(26)を育てた北海学園大の島崎圭介監督(54)
「よくここまで伸びてくれたな、という気はしますよね。僕は何もしていないので、本人たちの努力。春に勝てて秋に勝てない、というところが、本人たちに考えてもらいたいところ。もし上に行けるんだったら、この経験を生かしてほしい。甘さはまだまだあると思います」
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