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2025/09/16 16:25 NEW

プロ注目の北海学園大エース木村駿太が6回無失点 創部初の2季連続Vへ首位追走【札幌6大学野球】

6回無失点と好投した北海学園大の木村=撮影・西川薫

■札幌6大学野球秋季リーグ戦(9月16日、札幌・モエレ沼公園)
▽第2節第1日 札幌国際大(2勝4敗)1-2北海学園大(4勝2敗)

残り4試合で札幌大と1勝差

 2年ぶりとなる秋の頂点を狙う2位・北海学園大は、札幌国際大に2-1で競り勝ち、優勝争いに踏みとどまった。先発したプロ注目の148キロ左腕・木村駿太投手(4年、札幌国際情報)が6回無失点。七回に同点に追いつかれたが、八回に味方打線が勝ち越しに成功。九回は153キロ右腕・高谷舟投手(4年、札幌日大高)が3者凡退に打ち取り、通算成績を4勝2敗とした。この日は1勝差で首位の札幌大も勝利したため差を縮められなかったが、19日から始まるプレド4連戦での逆転Vを狙う。

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もっと三振を取れていれば

 どんなに内容が悪くても、チームを勝利に導くのがエースの務めだ。木村のこの日の最速は145キロで、被安打4、3四球で94球と少し球数がかさみ、1点リードの六回で降板したが、秋の開幕戦に続いて2節の頭も勝利に貢献した。「自分の思い描いた投球ではないですけど、勝ちにつながる投球はできたと思うので、そこは良かった。バットに当てられる場面がすごい多くて、三振をもっと取れていれば、楽に試合も進められると思いますし、このリーグ戦の中でもっと良くなっていけるように、明日からの練習で、改善できるようにしたい」。創部初の2季連続Vへ、弾みをつけた。

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