【一問一答】北山亘基が25日西武戦で先発登板「できることは確実にしっかりやった上で天命を待つ」
25日の西武戦に先発する北山
登板に向けたブルペンで手応え
日本ハムの北山亘基投手(26)が、25日の西武戦(ベルーナ)で先発する。前回登板となった18日のソフトバンク戦では、七回途中までマウンドを守って1失点と、しっかりとゲームをつくる働きを見せた。負けられない戦いが続く中、自身の10勝目とともにチームを逆転優勝に導く白星をつかみ取りたいところだ。登板に向けた取材の一問一答は以下の通り。

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―シーズンも残りわずか。どういう試合の入り方をしたいか
「今回は中6日で、いつもの流れでしっかり調整できていますし、きょう(23日)はピッチングで、かなりしっかり手応えのある内容だったので、心配なく入れるんじゃないかなと。入り方も、基本的に自分の真っすぐをまず軸で押していった中で、組み立てていけるようにできたら一番良いかなと思います」
―きょうのピッチングで手応えがあった部分は
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「直近何試合か、真っすぐの強さがもう1個、欲しかった部分があったりとか。あとはカーブがちょっとうまく機能していない部分もあったので、そこの課題を持ってしっかり調整して、きょうはかなりそこの手応えがあったので、本来の自分の攻め方というか、ピッチングスタイルがしっかり出していけるんじゃないかなと思います」
―カーブの課題はコントロールの部分か
「ちょっと横曲がりしていた部分が多かったというか。しっかり縦に割れるようなカーブになった方が、真っすぐとの相性も良いですし、ピッチングとしても組み立てやすくなるので、そこが課題だと思いました」

―複数の変化球を持っているが、本来のピッチングはカーブが生きてこそか
「基本、高低をうまく使いたいピッチングなので。カーブは縦変化ですし、バッターの目線を上げるという意味でも有効になってきますし。カーブがうまく機能すると、高目の真っすぐだったり、高目意識が付いてきての低目のフォークだったりとか、いろいろ手出しを増えますし。自分の強みのボールのコンビネーションが良くなるというか、そういう意味ではすごく使えるボールなのかなというのは思っています」
―負けられない戦いが続く中でマウンドに上がることの心境は
「前回登板もそういう試合でしたし、特に直接対決という中で、すごい緊張感の中、マウンドに上がりましたし。もうここ1カ月ぐらい、ずっとそういう気持ちでやっているので、今更、次の試合が特別緊張するというわけではなくて、ずっとその気持ちでやっているので。その流れで1試合1試合、自分も大事にやってこられているので、次も同じ気持ちで準備をしっかりやって臨みたいなと思います」

―今季10勝目へ再び挑む試合となる
「一番はチームが勝つことに全力で貢献することが第一なので、その上で試合が終わった時に、良い思いがプラスアルファできたら良いなと思うんですけど、試合に臨む上ではあまりそこは今は関係ない時期だと思うので、あまりそこには執着せず、目先の相手との勝負にしっかり集中していけたらなと思っています」
―結果が後から付いてくるように
「そうですね。良い形になるように、しっかり準備だけは全力でやって、試合も1球1球、集中して投げていきたいなと思います」
―ソフトバンクの試合結果は確認しているか
「見てます、見てます」
―相手は現在、調子が下降気味
「勝ち負けしかないので。どっちかしかないので、たまたま3つ連続で負けている(22日時点)というだけで、全く分からないですし。試合が終わる瞬間まで、それも決まったことではないので、たまたまこの3つがそういう形になったというだけなので。あまり変な期待もしていないですし、自分たちができることは確実にしっかりやった上で天命を待つというか、そういう気持ちで待つだけかなと思うので、自分たちの目先にしっかりフォーカスしてやっていきたいなと思います」

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