【一問一答】郡司裕也 試合中にベンチ裏から謎の歓声「マネジャー室から。シャーッ!って」
三回2死二塁、郡司(中央)が2点本塁打を放ち、チームメートとハイタッチを交わす
■パ・リーグ21回戦 ロッテ2-7日本ハム(9月21日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの郡司裕也捕手(27)が「4番・三塁」で先発出場し、三回にリードを5点に広げる9号2ランを放った。ヒーローインタビューと試合後の一問一答は以下の通り。
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【ヒーローインタビュー】
―きょうのお立ち台の景色は、どんなふうに見えていますか
「あの、左側にパイナップル(水谷)が見えます」
ヒーローインタビューで笑顔を見せる郡司(左)と水谷
―レイエス選手のタイムリーツーベースヒットの後の打席になりました。どんな気持ちで打席に入ったのでしょうか
「シングルヒットだと、レイエスがホームにかえってこられないので、長打を狙っていました」
―レイエス選手をゆっくりとかえすことができるホームランになりました。振り返ってどうですか
「話を聞いたら本当に、レイエスがその前のツーベースでめちゃめちゃ息が上がっていたので、ありがとうと感謝されました」
―きょうの試合、チームの雰囲気はいかがでしたか
「本当に負けられない日々が続いていますけど、僕たちはずっと試合を愉しんで勝ってきたので、きょうも愉しもうということで、試合に挑めていると思います」
三回2死二塁、郡司が2点本塁打を放つ
―負けられない戦いがあしたからも続きます。ファンの皆さんに向けて、熱い意気込みをお願いします
「毎日、負けられない試合が続いてピリピリしていますけど、ファンの皆さんもピリピリしながらご覧になっていると思いますけど、選手たちは本当に目の前の試合を愉しみながら、1球に集中しているので、皆さんも一緒に愉しんで、最後まで駆け抜けましょう。よろしくお願いします」
【試合後取材】
―レイエスは自分のことを足が速いと言っていたが
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「それ、本気で言っています? 本気なんですか? じゃあ、あとでちょっと教えてあげます、優しく(笑)。あなたは遅いんだよって、教えてあげます」
―ベンチ前でレイエスと話していたことは
「なんか、ベンチにかえってきてから、『本当にありがとう。私、疲れた』って言っていました(笑)」
三回2死二塁、郡司(左から2人目)が2点本塁打を放ち、ベンチ前でレイエス(同3人目)と言葉を交わす=撮影・岩崎勝
―2年連続の2桁本塁打まであと1本
「達成したい気持ちはありますけど、もう今は、あんまり数字にとらわれて野球をやりたくないので、あんまり気にせず、きょうみたいに良いところで打てればなという思いでやっています」
―ソフトバンクは負けた。どのタイミングで知ったか
「(ヒーローインタビュー後に)車で一周している時に、ファンの方がiPadで、ホークス負けたよーって、教えてくれました。それで知りました」
三回2死二塁、2点本塁打を放った郡司
―2.5ゲーム差になった。心境は
「もう、なんというか、ホークスの勝ち負けはこっちで操作できないので、僕らは目の前の敵を倒すだけなので、あとはホークスさん、どうぞ、という感じです」
―ソフトバンクの試合結果は気にしているか
「試合中から気になっています、みんな。どうしても。きょうも、満塁とかがあったらしいですけど、マネジャー室から歓声が聞こえてきました(笑)。シャーッ!って。なんだなんだと、思ったら、満塁を抑えたらしくて、裏も盛り上がっているらしいです。エスコンはどこに行っても、今、熱狂ですね」
三回2死二塁、2点本塁打を放った郡司(右)を迎える新庄監督(左)