《PR》【台湾デー特集】玉山銀行がエスコンフィールドで台湾デー初開催 野球を通じて日台の絆深める

台湾の有力銀行である玉山(イイサン)銀行が8月31日、エスコンフィールドHOKKAIDOで、「玉山銀行台湾デー」と銘打ったイベントを行った。プロ野球「ファイターズ対楽天」の試合日に合わせて開催。試合開始前の始球式には、玉山銀行の黄男州・代表取締役会長が登場して見事なピッチングを披露。台湾の魅力を紹介する特設ブースも大勢の人でにぎわいを見せた。
ノーバウンド投球に球場が沸いた

この日は、スタンドがほぼ満席の約3万3000人の観客が来場。ファンの熱気も高まる中、黄会長が始球式に臨んだ。ファイターズのユニホーム姿でマウンドに立った黄会長は、ミットを構える田宮裕涼捕手へノーバウンドで投球。抜群の制球に、観客から大きな拍手が送られた。

玉山銀行とファイターズがコラボした台湾デーの開催は4回目だが、エスコンフィールドでの実施は初。台湾企業が同球場で台湾デーを行うのも初めてで、黄会長は「光栄です。このイベントで台湾をより身近に感じてほしい」と笑顔で話した。
多くの催し物で台湾の魅力を発信!

台湾デーの内容は盛りだくさん。まず、「日台友好」などの文字がプリントされたタオルを来場者全員にプレゼント。試合中に掲げる観客の姿もあった。

特設ブースでは、台湾の夜市でも人気が高い「レトロスマートボール」のゲーム台が並び、大人も子どもも笑顔で楽しんだ。
ばねでボールをはじくのではなく、小さな木の板で木製ボールを押し出して転がすという台湾で昔ながらのスタイル。参加者が台湾の伝統文化に触れる良い機会となった。

得点に応じてマグネットや小銭入れなどをプレゼント。マグネットには、パイナップルケーキやタピオカミルクティーなど台湾グルメをかわいらしく描いたイラストがあしらわれ、目を引いた。

ファイターズガール3人もレトロスマートボールに挑戦し、小銭入れをゲット。この小銭入れはナイロン製のメッシュ素材を使った台湾伝統の品で、若者の間でも流行しているそう。

インスタグラムの玉山銀行公式アカウントにファイターズへの応援メッセージを送ると、玉山銀行マスコットキャラクター「玉山台湾黒熊」の小銭入れがもらえる企画も用意。「ファイターズ優勝!」「古林頑張れ!」など熱いコメントが寄せられた。

ファイターズフラッグシップストアで玉山銀行のクレジットカードで8000円以上利用すると、限定キーホルダーがもらえるキャンペーンを12月末まで実施中。

より良い未来へ向けて一緒に歩みたい
台湾でトップクラスの経営実績を誇る玉山銀行。日本では2017年に東京支店を構えたのを皮切りに、福岡支店や熊本出張所も設置。台日双方の企業支援はもちろん、さまざまな取り組みを行っており、台湾デーもその一環だ。
「台湾と日本の人々は野球が大好きで、交流も続いている」と黄会長が語るように、台湾と北海道との間にも野球を通じて培った強い絆がある。
ファイターズには現在、台湾出身の古林睿煬投手や孫易磊投手が在籍。台湾から北海道へ応援に来るファンもいるほど、台湾での野球人気は根強い。野球が友好促進の大きな力となっているのだ。

今回の台湾デーに合わせて来日した台湾プロ野球(CPBL)の蔡其昌コミッショナーは「野球における国際交流の推進が非常に重要」と位置づける。「日本や韓国、オーストラリアだけでなく、メジャーリーグも含めたネットワークをつなぎ、より密接な交流を実現することが、野球人口の拡大や野球産業の発展に大きく貢献する」と期待を込める。
試合はファイターズが0-1で惜敗。延長十一回、楽天の中島大輔選手にソロホームランを浴びた。古林、孫両選手の出番はなかったが、楽天の宋家豪投手がリリーフ登板して4年ぶりのセーブを挙げ、台湾人選手の活躍を印象付けた。

台湾国内でも野球界への支援を長年続けている玉山銀行。そうした功績もあり、今回の台湾デー開催には「スポーツは国境を越える。みんなでスポーツの精神を大切にしたい」(黄会長)という強い思いが込められている。さらに黄会長は「台湾と日本が経済や文化、スポーツ、芸術などあらゆる分野で成果を生み出し、より良い未来へ向けて一緒に歩みたい」と熱く語った。