接戦をモノにしＣＳ進出確定

　日本ハムは本拠地のエスコンフィールド北海道で西武と対戦し、４－３で勝利。クライマックス・シリーズ（ＣＳ）進出を決めた。

　一回、好投手の隅田を攻め、郡司裕也捕手（２７）と清宮幸太郎内野手（２６）の犠飛で２点を先制。二回には石井一成内野手（３１）に６号ソロが飛び出し、３－０と突き放した。１点を返された直後の六回には郡司が右翼後方ブルペンへ８号ソロを叩き込んだ。

　先発マウンドに上がった福島蓮投手（２２）は７回５安打３失点で、負けなしの４勝目を手にした。リリーフ陣は力強く最少点差を守り抜いた。八回に２番手登板した田中正義投手（３１）とラスト九回に登板した斎藤友貴哉投手（３０）が揃ってパーフェクト投球。付け入る隙を与えなかった。斎藤は今季２セーブ目を挙げた。

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■一回１死一、三塁で中犠飛を放った清宮幸

「今さん(今川)が三塁まで進んでくれたので、楽な気持ちで打席に入れました。次はヒットを打ちます！」

■２－０の二回に６号ソロを放った石井

「打ったのはカット。初回からいい流れだったので、切らすことなく続きたいと思っていました。みんなでつくった流れが打たせてくれたと思います」

■７回５安打３失点で４勝目を挙げた福島

「序盤は良かったですが、2本のホームランが悔やまれます。1本目はカウントを悪くして、2本目は先頭打者に四球を出した後で、難しい状況をつくってしまいました。あとはチームが勝てるように応援します」