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2025/09/13 22:00 NEW

清宮幸太郎 2年ぶりのサヨナラ打! 主力の今だからこそ、思い起こす8年前の転機

延長十一回2死満塁、清宮がサヨナラ打を放ち、喜びを爆発させる=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ21回戦 西武4-5日本ハム(9月13日、エスコンフィールド北海道)

 4時間30分を超える熱戦に、ケリを付けた。日本ハムの清宮幸太郎内野手(26)が、4-4で迎えた延長十一回2死満塁から中前へのサヨナラ打を放った。二塁手の左を抜けた瞬間に、右手を一塁ベンチに突き上げると、ファンからの大歓声に包まれ、チームメートはベンチから飛び出してきた。エスコンに、勝利の歓喜が広がった。

「いやもう、しびれてます」

 清宮は「『終わったー!』って感じですかね(笑)。いつもは喜ぶ側だったので、みんなが飛び出してくるところを見てたらうれしかったですね」。自身にとっても、エスコン初勝利を挙げた2023年4月1日楽天戦以来、2年ぶりとなる劇打に「いやもう、しびれてます」。今季は〝演出〟する方が多かっただけに、主役の座を射止められたことを喜んだ。

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 九回にも2死一、二塁のサヨナラ機で打席が巡ってきていた。新庄監督から「頼むぞ」と声を掛けられ、中堅後方への大飛球を放った。しかし、西武・西川の好プレーに阻まれただけに「(凡退)2回はないぞって思ってました」。その強い気持ちで最高の結果を残した。そして、チーム一丸で勝ち取った総力戦に「最後はみんなの思いが乗り移って、ファンの声援ももちろんですけど、いろんな思いを乗せて打てました」

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