ファイターズ
有薗直輝 グランドスラムにならずも攻守で存在感 メンタルが安定してきたワケ
■パ・リーグ22回戦 楽天6-2日本ハム(8月30日、エスコンフィールド北海道)
悔しさにじむ価値ある一打
あと一歩で、記念すべきグランドスラムだった。日本ハムの有薗直輝内野手(22)が1-1の一回1死満塁で勝ち越しの左犠飛を打ち上げた。大飛球に3万3千人超の観客から大きな歓声が上がり、グランドスラムの期待に満ちた。しかし、左翼手がフェンス手前で捕球した。
勝ち越し犠飛になったが、もう一伸び足りず、メモリアルな一発とはならなかった。ただ感触は詰まっていたこともあり「もしかしたらと思いましたけど、詰まってたんで、行かなかったっす」
予測と準備 「反応で捕れて良かったです」
それでも3試合ぶりに先発した有薗は、攻守で奮闘した。四回には先頭打者で右前打を放つと、五回の守備では2死一、二塁から、楽天・宗山が放った強烈な三塁線のゴロを横っ飛びで好捕。すぐさま二走を三塁で封殺した。
「来そうだなと予想していたので、本当に来て、反応で捕れて良かったです」。持ち前の打撃のみならず、守備面でもアピールすることに成功した。