【一問一答・試合後】有薗直輝 待望のプロ初安打が貴重な先制打 お立ち台にも上がり「この景色がヒーローか」
自身初のお立ち台でガッツポーズを見せる有薗=撮影・松本奈央
■パ・リーグ15回戦 ロッテ2-3日本ハム(8月13日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの有薗直輝内野手(22)が1軍再昇格して即、「7番・一塁」でスタメン出場し、二回にプロ初安打となる先制の適時二塁打を放った。プロ4年目、通算23打席目で待望の一打が飛び出した。試合後のヒーローインタビューと囲み取材の一問一答は以下の通り。
【ファイターズの最新記事はコチラ】
【ヒーローインタビュー】
―プロ初ヒット、初打点。おめでとうございます
「やりましたー!」
―お立ち台からの眺めは
「すごい…。フフフ。初めてなので、とても緊張しています」
―5月以来となる1軍の舞台。どういう思いで試合に入った
「前半戦(1軍に)上がった時に全然ダメで。もう一回、2軍で鍛え直して上げてもらって、きょう打てたので支えてくれた人に感謝しています」
二回1死二塁、先制の適時二塁打を放つ有薗=撮影・井上浩明
―先制タイムリーの感触は
「もう頭、真っ白で感触はなかったです」
―記念のボールは手元にある
「はい。ロッカーにあります」
―ボールはどうする
「両親に渡します」
―両親へのメッセージがあれば
「いつもありがとうございます。これからも、もっと打てるように頑張ります」
お立ち台で笑顔の有薗(中央)
―好守備もあった。今後どんな活躍を見せてくれるか
「優勝に貢献できるように必死にやっていきたいと思います」
【囲み取材】
―待望のプロ初ヒットが出て、打点もマーク。あの場面を振り返って
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「(初球から)積極的にいこうと思っていて、最初にチャンスで来て、結果が出て、すごいうれしかったです」
―球場の歓声はどう聞こえたか
「いやあ、すごい。初めて聞いた。すごいなと思いました」
―守備でもいいプレーがあった。振り返って
「守備はそんなにうまくないので、ガムシャラに準備だけはしようと思って、(九回)柳川のやつ(スライディングキャッチ)とかも準備はできていたので、ちゃんとアウトにできて良かったです」
九回2死、ロッテ・藤原の鋭い打球を好捕し、一塁へ送球する有薗
―あの回からサードに入った。代わったところに打球が来た
「そうですね。めっちゃ来そうだったので、準備ができていて良かったなと思います」
―打席から、ベンチの新庄監督が立っていたのは見えたか
「いやあ、見えなかったです。集中していたので」
―見えなかったのが逆に良かった
「そうですね(笑)。前回、見えちゃったんですけど、今回は見えなかったので」
適時二塁打を放った有薗(右)と、ベンチで喜ぶ新庄監督
―お立ち台から見える景色は
「いや、すごいペンライトをみんな持っていて、この景色がヒーローかと思いました」
―試合前と今で表情が別人に見える。きょうの試合で何か変わった感触は
「そうですね…。やっと1本出たので、それが大きいのかなと思います」
―2打席以降は2本目が欲しかった
「そうですね。良い球がいっぱい来たので。落ち球とか。そういうのを見逃していかないと、これからいけないかなとも思ったので、あした以降につなげていきたいです」
―チームメートから祝福の声はあったか
「全員からしてもらいました。みんな、おめでとうと言ってくれて」
水谷(左)に笑顔で出迎えられる有薗