《SHINJOの信条》あれはもう、下手くそですね、正直。フェンスどうこうの問題ではない

■パ・リーグ19回戦 日本ハム2-3西武(8月27日、ベルーナドーム)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
―(1点差の惜敗。終盤の球場内停電のアクシデントにも触れ)
「停電でこっちに勝利が来るかと思ったけど。ライオンズの炎が消えたので(笑)。あれ?と。この2連戦はライオンズさんの方が力が上でしたね。実力負けです。もう山崎くんはチェンジアップ、やめてほしいなと。腕を振ってのチェンジアップならいいですけど、高めに浮く腕の振れないチェンジアップは、バッターとしてはすごい打ちやすいボールだから。あれは正直、やめてもらいたいなと思うぐらい。ファームに行ってもらって、走り込みを中心に(再調整してもらいたい)。真っすぐのキレと、右バッター、左バッターともに体が前に出てハーフスイングをするようなキレのあるスライダーを磨いてきてほしいなと。良くなるまではちょっと。しっかり僕は見ているので。それまでは鍛え直してもらいたいなと」

―最短10日の復帰を目指すのではなく
「そう(10日)じゃない」
【金村尚真 連投苦にせず3イニング熱投「疲れたは言い訳になる。出し切るだけ」】
―中継ぎ陣が粘った
「(金村は)3回投げられますね。斎藤くんもずっといいし。矢沢くん、あれ(四回のネビンの打球に対する守備)はもう、下手くそですね、正直。フェンスどうこうの問題ではない。いつも言っているように硬い。3年目か。ピッチャーと野手もやってきて、もうそろそろうまくなって、レベルを上げてもらわないと。守備固めでもあの足は魅力があるので。足で追い付くことはできるから、ボールの近くに行ってどう捕ってくれるか。祈ります、今後も」
―この2連戦はミスが出てしまって
「ミスではなく、実力です。ライオンズさんの方が上。それだけです」
―レイエスが痛めているかかとの状態は大ごとではなかったか
「大ごとではなかったみたい。小ごとだったみたい(笑)。なんか、いい対処法がないかと思って。ピッチャーだったら痛み止めの方法にしても、テクノロジーでいろんなやり方があるから。かかとでも何かないかなといろいろ考えているんですけど。そのへんは聞いてみて」
【五十幡亮汰 先制の適時三塁打 守備で魅せた前日に続き、攻撃でも持ち前の快速を披露】
―スタメンでも出場できそうか
「大丈夫だから、やれるでしょ。また次。これからは切り替えてとか、関係ない。勝つしかないから。相手どうこうというより。勝たないといけないので。またしっかりスタメンを考えてやっていきます」
【今川優馬 2軍で今月5発目 苦楽を共にする仲間との絆が生んだ同点弾】