高校野球
2025/10/10 19:25 NEW

8年ぶり出場の北広島 夏はエスコンで大会サポート 秋は自分たちが主役だ【秋季全道公式練習】

8年ぶり2度目出場の北広島ナイン=撮影・西川薫

■秋季全道高校野球公式練習1日目(10月10日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)

 12日に開幕する秋季全道高校野球の公式練習1日目が10日、大和ハウスプレミストドームで行われ、出場20校中11校が人工芝グラウンドの感触を確かめた。8年ぶり2度目出場の北広島は、14日の2回戦で帯広三条と士別翔雲の勝者と対戦。勝てば秋は初、3季通じて2000年春以来の全道勝利を目指す。

夏は支部敗退し来場者対応など 

 今夏は札幌支部で敗れ、隣接するエスコンフィールド北海道で開催された南・北北海道大会の準決勝・決勝で、同校ボールパーク委員会の一員として来場者対応など大会をサポートしていたが、この秋は自分たちが主人公になる。地元出身の玉邑瑛大主将(2年)は「まずは目の前の一戦一戦を勝ちにいこう、一戦必勝でやっていきたい」と、初戦突破へ力を込めた。

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 プレドの人工芝に足を踏み入れるのは初めて。金田和実監督(57)は「フライはちょっと気になったのと、転がった時の球の走り。あとは風景がちょっと違うかなと思ったので、風景を感じなさいとベースランニングを入れました」。選手は球のような汗を流した。

 札幌支部では激戦の公立校ブロックでノーシードから3勝。特に夏の南北海道大会にも出場した札幌新川には7-2で勝利。指揮官は「きっとうちより力のある学校はもう数校あったと思います。そのなかで、ああして3試合戦えたのは、ちょっと出来すぎ感があるかもしれないですね」。8年ぶりの大舞台にも、浮かれ気分は一切感じさせない。

キーマンは不動のリードオフマン

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