【一問一答】山崎福也 27日の西武戦に先発 日大三VS沖縄尚学再び「負けられないですね」
27日の西武戦に先発する山崎(中央)=撮影・桜田史宏
今季6勝目を目指して先発マウンドへ
日本ハムの山崎福也投手(32)が27日、ベルーナドームで行われる西武戦に先発する。相手の先発は与座海人投手(29)で、夏の甲子園で初優勝を飾った沖縄尚学出身。決勝で惜敗した日大三出身の山崎は、期せずして実現した〝因縁対決〟に闘志を燃やした。登板前日の一問一答は以下の通り。
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―ベルーナドームは今季3度目の先発。きょうは特に暑いが
「暑いですね(笑)。シンプルに暑いですけど、分かっていたことなので、そんなに暑いと思い込みすぎずに投げたいです」
―ベルーナではいい内容の投球が続いている
「今年、あまりいいイメージはないですね。勝っていないので。内容自体はいいので、しっかりとゲームをつくれるようにしたい」

―母校が甲子園で準優勝。決勝は映像で見られたか
「その時間は練習だったんですよ。ちょこちょこ気にしていました」
―準優勝も立派な成績。OBとしては
「決勝まで行ったのはすごいこと。感動しました」
―甲子園での礼儀正しい振る舞いが話題になっていた。山崎の高校時代からそのような文化があったか
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「いや、そこまでは…。三木監督がそういう人なのかなと。人間的に素晴らしい方なので。僕らの時はコーチでした。小倉さん(前監督)の時もしっかりしていたことはやっていましたけど、あのようなことは初めて見ました」
―後輩の活躍は刺激になるか
「刺激というか、懐かしいなという気持ちになります。僕自身は三木監督と小倉さんに思い入れがあるので、勝ち進んでいってうれしそうな顔をしているのは、見ていてこっちもうれしかったです」

―当時、コーチだった三木監督から言われて印象に残っていることは
「三木さん、僕にすごい優しかった(笑)。結構、ほかの選手には(厳しかった)。小倉さんがみんなに優しかったので、三木さんは厳しく、という感じだったんですけど、どちらも僕には優しく接してもらって。本当に優しいイメージしかないです。いつも『熱くやっていこうぜ』という感じで言っていました。特に野球のことに関しては『気合を入れて声を出して熱くやっていこう』と。今も(心に)残っています」
―決勝が終わって、母校へ連絡は入れたのか
「まだしていないです。もう少ししたら連絡したいです。オフにもグラウンドに行きたいので、それも兼ねて。たぶん今は忙しいと思うので」
―三木監督のスローガンはガッツ・気合・根性。プロのこれからの戦いでも大事になりそう
「この時期、この順位ですし、強い気持ちをもっていないと。少しでも相手に弱い気持ちを見せてしまったらダメなので。まさしくその通りですね」
―前カードのソフトバンク3連戦は見ていてどう感じたか
「いや、なんか一ファンというか(笑)。すごいなと思って見ていましたけど。3連勝したので強いなと、あらためて思いました」

―火が付いたか
「(ソフトバンク戦の前の時点で)まだ3・5ゲーム差で、まだいけるという感じがありました。さらにこれで縮まって。火はもとから付いています。気持ち的には上がっています、みんな」
―あすの西武の先発は与座が沖縄尚学高出身
「あ、そうか。負けられないですね、それじゃあ。こっちの舞台では勝てるように頑張ります」