【一問一答】柳川大晟 20試合連続無失点と好調を維持している要因
ヒーローインタビューを終えてスタンドの声援に応える柳川=撮影・松本奈央
■パ・リーグ20回戦 オリックス5-6日本ハム(8月20日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの柳川大晟投手(21)が1点リードの九回に登板し、無失点投球で緊迫する試合をきっちりと締めた。育成出身、高卒4年目の豪腕が初の2桁セーブを記録。さらに、連続無失点試合も「20」まで伸ばした。ヒーローインタビューと、試合後の囲み取材での一問一答は以下の通り。
【ファイターズ 関連ニュース一覧】
【ヒーローインタビュー】
―九回を締めました柳川大晟投手にもお聞きします。きょうの緊張感はどうだったんでしょうか
「いつもよりは緊張しました」
―先頭バッターこそ出しましたが、キャッチャーが助けてくれましたね
「先頭、ヒットを打たれてやばいなと思ったんですけど、田宮さんに感謝したいです」
九回無死一塁、オリックスの代走・麦谷の二盗を阻止した田宮
―その後のセンターフライはどんなお気持ちで打球を見ていたんですか
「もう、行かれたと思いました」
―捕ってくれた瞬間、どんな気持ちでした
「ホッとしました」
―きょうのセーブで、セーブの数が2桁「10」に乗りました。この数字はご自身ではどう捉えているんですか
「去年が8セーブだったので、まずそこを超えられたのと、これからも継続していきたいなという気持ちです」
―さらに、無失点の連続試合も「20」になりました。この好調の要因をぜひ教えてください
「良くない時でも結果、抑えたり、そういうのが続いての20試合なので、それを継続していきたいです」
―これからもたくさんのファンの皆さんに見守られながらの九回のマウンドが続くと思います。ぜひ、ファンの皆さんにこれからのピッチングに向けて、決意表明を最後にお願いします
「これから優勝目指して頑張るので、応援よろしくお願いします」

【囲み取材】
―きょうは緊張したと
「オリックス打線は強いイメージがあるのと、1点差だったので、それで緊張しました」
―緊張するのは珍しいか
「いや、いつも緊張しています(笑)」
―自分を落ち着かせる方法は
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「準備していれば、自然と試合に入れるので、何かをするということはないです。試合になればいつも通り」
―難しい展開だったが、心の準備は
「ずっと(セーブ)シチュエーションになるな、という感じできていたので、きょうはあるなと思って出番を待っていました」

―前回は八回に迫られて登板。バタバタした部分もあったか
「ちょっと急ぐくらいですかね。基本、負けていても九回に合わせて準備しているので。そんなに慌てたりはないです」
―20試合連続無失点。継続して抑えられている理由は
「去年は試合で精いっぱいでトレーニングをしていなかったんですけど、反省を生かしてトレーニング、ケアとか、自分のルーティンができてきたので、それが大きいかなと思います」
―ウエートトレーニングが中心か
「ウエートもそうですけど、体のキレを出す瞬発系のメニューだったり」
―どの時間帯にトレーニングしているのか
「6連戦あったらここでこれをやろうと決めて。投げた、投げないに関係なくやる、という感じです」
―6連戦ならどのタイミングで
「もう気分ですね(笑)。きょうはきついなと思ったら、ちょっと負荷が軽めのメニューにしたり、休み前に一番きついメニューを入れたり」
―去年は余裕がなかったか
「そうですね。きつくてやっていなかったです」
勝利のハイタッチをする柳川
―1年でこれだけ変われたのは
「やらないと逆に体が変わってきつくなる。きつくてもやろうと決めてずっとやっています」
―春先から計画していたのか
「去年、それで失敗したのでオフの時点から今年はこれでいこうと決めてやっている感じです」
―セーブ数を積み重ねている
「やっと2桁いけたので伸ばしていきたい」
―あす21日が誕生日。21歳最後の夜にセーブを記録した
「去年も誕生日前にセーブを挙げていたので良かったです」
【道スポが全部読める! お得な年払いプラン】