【プレーバック】パ・リーグ20回戦 オリックス5-6日本ハム(8月20日、エスコンフィールド北海道)

シーソーゲーム制してオリに2連勝
日本ハムはオリックスと本拠地で対戦し、6-5で競り勝った。
一回、1番・水谷瞬外野手(24)が先頭打者弾を右越えに放って試合は動き出した。幸先の良い援護をもらった先発の山崎福也投手(32)だったが、直後の二回は先頭の中川に同点ソロを浴び、三回には味方のエラーで出塁した先頭の宗を、その後の連打によって生還を許してしまった。
打線は四、五回にフランミル・レイエス外野手(30)の2打席連続弾で計3得点を挙げて逆転に成功したが、六回もマウンドに上がった山崎がここもピリッとせず。6番・杉本に左越えソロを浴び、続く紅林に右中間への二塁打を浴びて降板。代わった2番手・玉井大翔投手(33)も代打・西野に中越え適時二塁打を打たれてしまい、再び試合は振り出しに戻ってしまった。
ここからは互いに意地の張り合い。日本ハムは粘り強く先に勝ち越し点を奪った。六回裏1死、7番・田宮裕涼捕手(25)からの3連打で満塁。すると2番・清宮幸太郎内野手(26)がフルカウントから6球目を選んで、押し出し四球。続く石井一成内野手(31)も12球選んで押し出し四球と貴重な2点の勝ち越しに成功した。
中継ぎ陣も粘り強さを見せた。回またぎの金村尚真投手(24)は八回、先頭の中川に中前打を浴びると、1死後に連打を浴びて1点を返された。なおも一、二塁のピンチで4番手・上原健太投手(31)に交代。続く宗に中前打を浴びて満塁のピンチを背負ったが、1番・広岡を空振り三振、続く西川は遊ゴロに打ち取って見せた。
1点リードの九回は柳川大晟投手(21)が登板した。先頭の太田に中前打を浴びたが、代走・麦谷の盗塁を捕手の田宮が〝ゆあビーム〟発動で阻止。続く4番・頓宮、5番・中川は連続外野フライに仕留め、ゲームセット。柳川はキャリアハイとなる今季10セーブ目を挙げた。
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■先発して六回途中7安打4失点(自責3)で降板した山崎
「援護点を守り切れず、申し訳ないです。ここまで流れがよかっただけに、先発投手として不甲斐ない。チームの勝利のために応援します」
(全9カット)








