伊藤が７回２失点で１２勝目　柳川が自己最多を更新する９セーブ

　日本ハムは敵地で楽天と対戦し、７―５で勝利。２カード連続の勝ち越しを決めた。

　打線は１４安打７得点をマークした。一回、４番に入ったフランミル・レイエス外野手（３０）の適時打で幸先良く先制。三回には５番・矢沢宏太投手兼外野手（２５）の２点三塁打と６番・有薗直輝内野手（２２）のタイムリーで３点を加えた。五回には７番・水野達稀内野手（２５）の適時打と続く水谷瞬外野手（２４）の右犠飛で２点を奪った。七回には水谷がタイムリーを放って突き放した。

　大量点に守られた先発の伊藤大海投手（２７）は７回４安打２失点でリーグ単独トップの１２勝目を挙げた。７－２の八回、２番手で登板した河野竜生投手（２７）は味方失策の後、２安打を許して１点を献上し、降板。後を継いだ生田目翼投手（３０）もタイムリーと犠飛などで２点を失った。２点差に迫られ、なおも２死一、二塁のピンチで４番手登板した上原健太投手（３１）は辰己を空振り三振に仕留め、リードを保った。ラスト九回は柳川大晟投手（２１）が３者凡退で締め、逃げ切った。

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