《長崎戦前日》ここで勝つことができれば昇格争いに突っ込む形になる《岩政Talk》
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「修正よりも、どちらかと言うと3-4-3は先週まで練習してないので、それによってメンバーを変えたときに戸惑う選手がいましたので、継続的に練習したという意識が強い。そんなに修正ポイントがあったわけではない。修正よりもチームとして、この方向で行きたいと伝えた上で、絵をつくるにはまだまだ時間が必要なので、継続してつくっている途中です」
―岩政監督の目指すサッカーに近づきつつあるか
「僕はよく言うのですが、監督がやりたいサッカーをするには3年必要です。僕が揃えた選手ではありませんし、どの監督も最初は前の監督が揃えたチームでやるのが仕事なので。今年のレイソルは別かもしれませんが、最初から10人変えるようなチームはほとんどありません。その中で、最初にいただいた選手たちの最適解を見つけながら仕事をするのが1年目。少しずつチームに自分の色を落とし込みながら足りないピースを埋めていくのが1、2年目の作業。移籍期間を含めて半年間進めてきているので当然、自分の色が徐々に強くなっているとは感じています。ただ、常にバランスが必要で、目先の結果も追わないといけません。つくり込むまでの時間軸と目の前の結果を出さないといけないという時間軸のバランスを取りながら、後半戦を戦わないといけない。今季で完成するとは思ってないですし、みんなそうだと思います」
―鳥栖に続いて昇格を争うライバルとの対戦。6ポイントマッチが続く
「僕はリーグ戦に6ポイントマッチがあると思ったことはない。いつも3ポイントしかもらえないと経験上、知っていますので。6ポイントもらえたことがないので、6ポイントマッチという言い方がフィットしたことがない。どの試合も勝てば勝ち点3がもらえるだけ。それは上位争いでも下位争いでも一緒。例えばスペインでバルセロナがレアルとやるときと下位チームとやるときは予算規模が全然違う。日本ではほとんど規模が変わりませんので。上位とやるときも下位とやるときも、そんなに変わらない。どこも上位にも下位にも負けますし、関係ないと思っています。試合の重要性が変わることは一切なく、今週の長崎戦も来週の秋田戦も同じ価値。その先も同じ。逆に言えば、負けたからといって昇格がなくなるわけではないし、勝ったからといって昇格がかなうわけでもない。とにかく自分たちの歩みを進めることと、ここで勝つことができれば、片足突っ込んでいる状態の昇格争いに両足を突っ込む形になりますので、そこに早く突っ込みたいというのはあります。そういう試合ではありますが、リーグ戦全体を考えれば6ポイントマッチでもなければ、重要な試合というわけでもない。失うものはないので冷静に戦いたいと思います」
―8月9日。長崎の方には特別な日
「僕たちはプロのサッカー人なので、いつもと同じようにベスト以上を出して死に物狂いで戦います」
―放浪の旅に出たと話していた。行き先は
「道内です。函館も行きましたし、洞爺湖も。白老も行きました。ウポポイも行って歴史を学びながら。ほとんど温泉と飯を食いながら、チームをどうするか考えていただけです」
―周囲には気付かれたか
「道内は気付かれることが多いかもしれません。他の地域よりも。それはメディアの方々の力も大きく、コンサドーレは他の地域でも感じている以上に(メディアに)出ていると感じます。声が温かく、応援してくださっていると感じます」
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