コンサドーレ
2025/08/06 18:25 NEW

西野奨太が目指す新たなCB像「家出少年と言われますが、良いトライができています」

新たなCB像を目指す西野。岩政サッカーの申し子として活躍を目指す=撮影・宮西雄太郎

■8月6日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌のDF西野奨太(21)が6日、札幌市内で行われた全体トレーニングに参加し、第25節・長崎戦(9日、ピースタ)へ向けて調整した。右CBでスタメン出場した前節の鳥栖戦は無失点勝利に貢献。次戦も強固なDFラインを構築し、2試合連続のクリーンシートを狙う。

磐田戦の悔しさ取り返すために

 強い責任感を胸に秘めて自らのプレーと向き合ってきた。大敗を喫した7月12日の磐田戦のパフォーマンスを悔いた背番号47は、中断期間の3週間を有効に活用した。

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 「磐田戦の悔しさを取り返したい思いが強かったし、それはピッチ上でしか晴らせない。中断期間中は主力組から外れることが多かったのでメンバーに戻るために試行錯誤して頑張りました。まずは疲労を取って体のコンディションを整えること。そして他の選手との違いは攻撃なので、そこで自分の特長を出そうと考えていました」

 リーグ戦再開を前に、札幌は大きな賭けに出た。3バックへのシステム変更は奏功し、難敵・鳥栖から1-0の完封勝利を収めた。右CBで出場した西野は、あえてリスクを冒して前へ出ることで相手のポジショニングを混乱させた。

「それが俺なのでお願いしますと…」

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