ファイターズ
松本剛 1カ月半の2軍生活で感じた周囲の温かさと、野球ができることへの感謝

■パ・リーグ16回戦 西武0-4日本ハム(8月6日、エスコンフィールド北海道)
価値ある先制打でチームを乗せた!
日本ハムの松本剛外野手(31)が「7番・右翼」で先発出場し、二回に価値ある先制打を放った。頼れるチームリーダーの一打で流れを呼び込み、チームは4-0で快勝。貯金を今季最多の「23」とした。
6月に2度目の降格 栗山CBOとの40分
6月中旬に今季2度目の2軍降格。失意のどん底にいた時、前を向けたのは周囲の人たちのおかげだった。
「(CBOの)栗山さんも鎌ケ谷までしゃべりに来てくれて、30、40分くらい話したかな。うれしかったです。気にかけてもらっていることはすごくうれしいことだし、そういう期待にも野球での成績ももちろんだし、それ以外の部分でも、やれることはしっかりやろうという気持ちにすごくさせてもらった」
寄り添ってくれた首脳陣やスタッフ
この時間を無駄にしたくない。若手の頃に戻ったかのように、試合後も鎌ケ谷の室内練習場でバットを振った。時には、練習を手伝ってくれる薄ブルペン捕手に「どう見える?」と助言を求めることもあった。
「どういうふうに見えるのか、自分がイメージした通りのものだけでやっていると、勝手に近づいていると思ったりする。端から見たらどう映っているのとか」。真摯に野球と向き合う姿に、稲葉2軍監督、佐藤、横尾両2軍打撃コーチらも親身になって寄り添い、アドバイスを送ってくれた。
