清宮幸太郎 逆転勝利でホームランダービー決勝進出 試合前の〝予想〟ズバリ的中!?
決勝進出を決め、打撃投手を務めた日本ハムスタッフの高市さん(右)に笑顔を向ける清宮=撮影・井上浩明
■オールスター第1戦 全セ―全パ(7月23日、京セラドーム大阪)
驚異的な追い込みで佐藤輝に勝利
日本ハムの清宮幸太郎内野手(26)が試合前に行われたホームランダービーに出場。準決勝で7本塁打を放って逆転勝利を飾り、決勝進出を決めた。
京セラドーム大阪に詰めかけたセ・パ12球団のファンを驚かせる逆転劇だった。準決勝の対戦相手となった阪神・佐藤輝が先攻で6本塁打をマーク。対する清宮は序盤こそ大きな当たりがなかなか生まれなかったものの、残り1分を切った頃から猛烈な追い上げを見せて、見事に佐藤輝を差し切った。
阪神・佐藤輝との準決勝で本塁打を放つ清宮
狙い通りの展開で勢いに乗った
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1回戦の森下、そして佐藤輝と、阪神勢を撃破しての決勝進出。実は清宮はこの展開を試合前に予想?していた。
「後攻ですよね、僕?森下が控えめに打ってくれれば助かります(笑)」。練習時にそうジョーク混じりに語っていたとおり、森下が1本にとどまると、清宮は1分たたないうちに2本を放っての圧勝。そして佐藤輝についても「(すごいのは)飛距離でしょ。今のボールであんなに飛ばす人は(そういない)。すごいっす」と警戒していた通り、準決勝の相手となったが、その強敵を見事に上回ってみせた。
決勝進出を決め、阪神・佐藤輝(左)と健闘をたたえ合う清宮
万波&レイエスにゲキ 「(決勝で)待ち受けたい」
これで24日に横浜スタジアムで行われる決勝へと駒を進めることが決定した。その対戦相手を決めるブロックには、万波、レイエスのチームメート2人が控えている。
「(決勝で)待ち受けたいです」という試合前の宣言をしっかり果たした清宮。ホームランダービー初出場初制覇を狙って、横浜の地へと乗り込む。