【一問一答】清宮幸太郎が決勝2ラン 待望のエスコン今季1号に辛口評価「もっと早く打っておけよって感じです」
七回2死一塁、勝ち越しの2点本塁打を放った清宮幸=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ14回戦 楽天6-8日本ハム(7月6日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの清宮幸太郎内野手(26)が「5番・三塁」で先発出場。同点で迎えた七回2死一塁の場面で、ライトスタンドへ決勝の6号2ランホームランを放った。失点に結びつくエラーも記録した一戦でリベンジを果たし、チームの同一カード3連勝に大きく貢献した。ヒーローインタビュー、試合後取材の一問一答は以下の通り。
【道スポが全部読める! お得な年払いプラン】
【ヒーローインタビュー】
―七回に決勝の2ランホームラン。ナイスバッティングでした
「ありがとうございます」
―きょうは点の取り合いでしたが、同点の七回、どんな気持ちで打席に入ったんでしょうか
「いやもう、達に本当に申し訳ないプレーを二回にしてしまって、あの回3点入っちゃったので。本当に頼むから絶対取り返そうと思って、プレーしていました」
ヒーローインタビューで、失策について話す清宮幸
―カウントがかさんでからの1発でしたが、狙っていましたか
「いや、たまたまです」
―打球はライトスタンドに吸い込まれましたが、感触はどうでしたか
「本当に久々に良い感触というか。今年のエスコン1号なので、本当にやっと出たなという感じでした」
―ご自身の口からもありましたが、今シーズンの6本目が本拠地での初アーチ。待っていました
「お待たせしました」
―今も大きな拍手が起こっていますけれども、きょうも3万人を超えるファンの歓声、そして拍手。やはり特別ですか
「やっぱりエスコンのホームランが一番気持ち良いです」

―きょうはレイエス選手にも1発出ましたが、チームのホームラン数も、ファイターズは73本になりました。首位を守るファイターズの夏の戦いも、このあと期待していいですか
「もっともっと打ちまくります」
―清宮選手自身も昨年は7月、8月3割超え。夏男、見せてくれますよね
「まだまだ物足りないと思うので、正真正銘の夏男になれるように今年頑張ります」
―清宮選手の決勝の1打もあり、このカード、チームは3連勝です。最後に、首位を守り抜いて大航海を終えるため、ファンの士気を高めていただけますか
「すごい混戦になっていますけど、この混戦も皆さんと楽しめば確実に乗り越えられると思うので、皆さん一緒に戦っていきましょう。よろしくお願いします」

【囲み取材】
―得意の夏が来た
「フフフ。まあ、どうですかね。本当にきょうはみんなに感謝というか。あれだけ取られた後に6点も取ってくれて、何とかゲームを戻してくれたので、本当にみんなにありがとうという感じです」
―夏は体が動く
「いや、分からないです(笑)」
―エラーは余裕があった分、起きてしまったか
「いや、分からないです。球が良かったので、ちょっと伸び上がっちゃったかな、という感じはしましたけど、申し訳ないという感じです」
二回、楽天・ゴンザレスの打球を捕り、一塁に悪送球する清宮幸
―あれがあったからこそ、きょうは取り返そうという思いが強くなった
「めっちゃありました」
―そこで七回の2ラン。あそこはどのような気持ちで打席に向かったか
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「モーレ(レイエス)に代えてイソさん(五十幡)を(代走に)出して、本当に勝負に出ていると感じていましたし、最低でも後ろにつなげる。そういう意識ではいました」
―狙った球をしっかり打てた
「いろいろよぎりながらでしたけど、最後の最後に本当に打つ球が来たかなという感じです」
―今季エスコン初本塁打
「もっと早く打っておけよって感じですけど(苦笑)。まあここから頑張ります」

―本拠地のホームランは違う
「うれしいですね。やっぱりたくさんの人が喜んでくれますし、きょうみたいな場面で打てたら尚更やっぱりうれしいです」
―今季エスコン出場37試合目での一発。この時間の長さをどう感じるか
「物足りないなと。まだまだ試合あるので、ここから取り返します」
―きのうの休養はどう影響したか
「いや、分からないです。どうなんですかね? 分からないです。勝ったので、きょう。何よりというかオールOKという感じです」
―きょうの一本は今後につながる
「どうですかね。今できる最善のことというか、合っているものを常に出し続けるだけかなと思います」

―きのうは代打の可能性もあった
「ありました。ありました」
―代打の準備は
「もちろんしていました」
―きのうの試合は清宮も含め、万波、野村と軸の3人がスタメンを外れたが、感じるものはあったか
「休憩かな、みたいな(笑)」
―重く考えず
「そうですね。きのうはみんなが楽な試合をつくってくれたので、『行けぇー!』って感じでした(笑)」
―3連敗から3連勝。チームの勢いを感じる
「やっぱり初戦でジェッシー(水谷)が、先頭でああやって(ホームランを)打ってくれて、ガラっと変わったと思います。本当みんなのおかげって感じです」
七回、勝ち越し2ランを放った清宮幸(手前中央)をチームメートが迎える=撮影・岩崎勝
―この3連戦はイベントもいろいろあって盛り上がった。ベンチから見ていて
「本当にエスコンを盛り上げてくれるのはうれしいですし、それでお客さんも来てくれるかなと思いますし、もっといっぱい沢山すごい人たちに来てもらって、僕らも『おぉー』ってしたいなと思いますね(笑)」
―明日は七夕。お願いは
「一回、実家に帰ったときに短冊を書いたので。もちろんリーグ優勝、日本一はもちろんですけど、あとは(ホームラン)30本。やっぱりまだまだ足りないんですけど、(ここから)取り返すつもりです」
―実家では短冊を書くのか
「はい、書きますね。結構、毎年。代筆の時もありますけど、今年は書いて。去年も書いて」
―どこに飾る
「家じゃないですか。家の中でみんな書いています」
―そういうスペースがある
「七夕のとき、スペースというか木を置くちっちゃい場所が」

―幼い頃から
「やっていますね。書いています」
―実家にはいつ行ったか
「しょっちゅう」
―短冊書いたのはいつか
「ちょっと覚えていないです」
―結構前か
「はい。結構前です」
―交流戦後か
「分からないです。全然覚えていない。結構前に書いた気がします」
―短冊は1枚に1つ
「そうです。1枚に1つずつ。僕は2つ書いた。みんな書いています」
―今までの願い事はかなっている
「どうなんだろう。まあかなうときもあれば、かなわないときもある」

―七回のホームランの場面はいろいろなことがよぎる中、それでも待っていたのは真っすぐだったか
「そうですね。真っすぐも結構落ちるというか、加治屋さん。とにかく目線を上げていこうと思っていたので。それが良かったなと思います」
―目線を上げていた分、あの高めの球を打てたか
「そうですね。そうだと思います」
【道スポが全部読める! お得な年払いプラン】