【プレーバック】パ・リーグ14回戦 楽天6-8日本ハム(7月6日、エスコンフィールド北海道)

レイエス満弾 清宮幸が勝ち越し弾
日本ハムは楽天と本拠地で対戦し、8-6で逆転勝ち。同一カード3連勝を飾った。
今季は無傷の5連勝中だった先発・達孝太投手(21)だが、立ち上がりからピリッとせず、自己ワーストの5回5失点(自責3)を喫した。一回2死二塁から楽天・ボイトに先制打を浴び、二回は三塁・清宮幸太郎内野手(26)の悪送球で先頭打者の出塁を許すと、そこから3連打と自らのボークで3失点。いきなり4点のビハインドを背負った。
打線はすぐさま援護した。二回先頭の水野達稀内野手(24)から4連打で2点を返し、1死満塁からはフランミル・レイエス外野手(29)がグランドスラムとなる中越え16号本塁打を放って逆転に成功した。
それでも達の調子は上がらず、四回に2本の長打で再び失点して1点差。五回も2死からゴンザレスに長打を浴びて得点圏に走者を背負ったが、ここは何とか黒川を捕邪飛に仕留め、勝利投手の権利を得たままマウンドを降りた。
しかし、六回に登板した2番手・河野竜生投手(27)は先頭の8番・堀内に中前打を許すと、1死後に1番・中島から右中間へ適時三塁打を浴びてついに同点に追いつかれてしまう。
七回は4番手・玉井大翔投手(33)が登板。ここでも先頭打者の村林に安打を許したが、連続三振と盗塁死で併殺を奪って無失点で乗り越えた。するとその裏、2死一塁から二回に失策していた清宮幸が、ここぞの打席で値千金の勝ち越し2ランを右翼席スタンドにたたき込んだ。
中継ぎ陣はその後、八回の田中正義投手(30)、九回の柳川大晟投手(21)がそれぞれ無失点に抑えて逃げ切りに成功。玉井は3年ぶりの白星を手にした。
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■二回1死満塁で逆転の16号本塁打を放ったレイエス
「チームの勝利のために集中してプレーしたことがホームランにつながりました。(満塁の場面では)自分のバットを信じて振り抜きました。いつも応援してくれるファンの皆さんのおかげですし、球場が盛り上がったことが本当にうれしいです。これからもチームの勝利のために全力を尽くします」
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