コンサドーレ
マリオ・セルジオがゴールパフォーマンス予告「次の試合から、ゆりかごダンスに」

■7月20日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌のFWマリオ・セルジオ(29)が20日、札幌市内で行われた全体練習に参加し、精力的に汗を流した。1-5で敗れた前節の磐田戦は後半開始から出場し、来日最長となる45分間のプレータイムを得た。中断期間中もコンディションの向上を実感するストライカーは「この期間中、さらに上げて100%まで持っていきたい」と確かな手応えを口にした。
昇格を争うライバルに大敗してから、約1週間が経過。ピッチの約3分の2を使って行われたこの日の紅白戦では、ほどよい緊張感の中で選手たちが躍動した。マリオは「ジュビロ相手に敗戦したダメージは大きい。でもシーズンは長いので、みんなで切り替えて、次の対戦を見据えて準備しなといけない」とチームの思いを代弁した。
勤勉な助っ人は中断期間明けのゴール量産を目指して、感覚を研ぎ澄ませている。全体練習終了後にはFWバカヨコ、白井らと共に居残りでシュート練習を繰り返した。
約30分間に及ぶトレーニングの意図は「アマ(バカヨコ)や他のFW陣と一緒に得点力を上げていかないといけないと思って、こういう形で練習しました。コンディションや疲労度によるけど、体が許す限りはやりたい。(リーグ再開まで)まだ時間はある。練習で追い込んでいけば90分間、出られるようになると思う」と意識高く、次節へ向け備えている。