高校野球
2025/07/21 14:30 NEW

【プレーバック】北北海道大会準決勝 士別翔雲3-12白樺(7月21日、エスコンフィールド北海道)

三回2死二塁、ランニング本塁打で本塁へ滑り込む白樺の辻(下)=撮影・松本奈央
※七回コールドゲーム

 

白樺が大勝し、連覇へ「M1」

 白樺が士別翔雲のエース・大橋広翔投手(3年)を打ち崩し、七回コールドで連覇へ王手を掛けた。

 白樺は一回から幸先良く先制した。1番・上一颯(いっさ)主将(3年)が中前打で出塁すると、1死二塁から3番・川島陽琉(はる)外野手(3年)も右前打でつなぎ、一、三塁とチャンスを拡大。そして、4番・冨澤悠斗外野手(3年)がきっちりとセンターへの犠飛を放ち、先取点を挙げた。

 三回にはビッグイニングをつくった。1死から上が四球、二盗でチャンスメーク。そして2死二塁から川島の右前適時打で追加点を挙げると、5番・大西遥斗捕手が左中間フェンス直撃の適時二塁打。続く辻真叶(まさと)外野手(3年)が左翼線へ鋭い打球を放ち、ボールがフェンス沿いを転々とする間に一気に生還するランニング本塁打を記録。その後も重盗で得点を重ねるなど、この回一挙に6得点を加えた。

 大量援護に守られた先発の神谷春空(はるく)投手(3年)も4回1安打無失点の好投を見せる。五回から登板した2番手・谷内翔投手(3年)は0回⅔で3失点と乱れたが、右翼からマウンドに上がった3番手・冨澤が後続を断った。六回にも4点を加えて、七回コールドを成立させた。

 士別翔雲はチームの大黒柱・大橋が序盤から打ち込まれ、6回12失点(自責11)。五回に3点は返したものの、流れを変えるまでには至らず、4強で姿を消すことになった。

▼▼以下に選手、監督のコメント▼▼

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