《磐田戦後》彼をどう組み込むかが、この3週間の一つのテーマ《岩政Talk》
■J2第23節 磐田5-1札幌(7月12日、静岡・ヤマハスタジアム)
試合後の岩政大樹監督(43)の一問一答は以下の通り。
写真で振り返る【プレーバック】J2第23節 磐田5-1札幌
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―試合を振り返って
「こんなに遠いところまで1200人のサポーターの皆さんが来てくださり、ともに戦っていただきましたが、きょうは結果でお返しできず非常に悔しく思っています。試合は立ち上がりからお互いにチャンスがあった。最後までチャンスをつくり続けたが、相手は5点取って、うちは1点しか取れなかった。まだまだ力不足と感じた。また3週間の(中断)期間の中でやるべきことがいろいろ見つかった。先につなげないといけない」
―前半に3失点。ハーフタイムの指示は
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「まずはシステムを変えることですね。相手に対してプレス、攻撃をしやすい形に変えました。それをやるために、選手交代を含めて行いました。それが一番のメッセージです。それ(システム変更)をやる意味を話したが、ハーフタイムはそんなにたくさんの指示を出せない。退場者が出るまではうまくいっていたので、あのまま2-3にしたい展開でしたが、結果的にそうはならなかった。効果があったかどうかを、もう一回、検証したいと思います」
―対戦前から相手の攻撃パターンを分析したが、抑えきれなかった。要因を挙げるなら
「まずは暑さですね。お互いに抑えきれていなかった。きょうはどちらもチャンスをかなりつくった。最初にチャンスをつくったのはうちで、ビッグチャンスと言えるシーンだった。また、うちにとっては初めての暑さもあった。藤枝戦は涼しかったが、きょうは意外と湿度が上がって、コンディションのところで追い切れなかった。言い訳になりますが、選手たちの表情を見ていても、北海道にはない暑さでかなり苦しそうだった。もう少し涼しいと踏んで準備したプレスのところがうまく機能せず、外されて自陣まで入られた。相手のクオリティーを褒めるしかないところもありますが、この夏の戦いの中でオープン(中盤が自由)になってしまい、どちらが点を取るかという試合になってしまった」
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―青木はアクシデントか
「(試合直後で)まだ聞けてませんが、腰の辺りを痛めたので、代えざるを得なくなった。それは一つの誤算でした。うちはケガ明けの選手を半分ぐらい使って、今日の暑さの中でいろいろなものがフィットしなかった。ジュビロとの大一番で経験値を重視して選んだつもりだが、僕の選択も含めてどうだったのかを分析したいと思います」
―中断明けは鳥栖、長崎戦。昇格圏を争うチームとの連戦になる
「6月の中断明けに5試合で勝ち点10は決して悪くない数字。いつも試合数×2を意識しているので。初めて、この期間で(想定する)点数が取れた。前半戦で取り残した勝ち点がたくさんあるので10では足りないが、最低限かなと思います。(チームの)ベースができてきて、新加入選手も入った。その選手たちとの融合という面では、きょうもマリオがチャンスをたくさんつくって、シュートを打ってくれた。彼をどう組み込むかが、この3週間の一つのテーマになる。そこの最適解を見つけることと、守備のところですね。磐田もそうですが、鳥栖も長崎もクオリティーのあるチーム。それに対して、うちの選手たちのキャラクターの中でどれぐらいプレスを掛けるかを精査しないといけない。攻撃はチャンスをつくり続けたし、やはり力のある選手たちで信頼している。得点を取れることは良いことなので、そこは悲観することなく準備したい」
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