高校野球
2025/07/11 18:45 NEW

【プレーバック】南北海道大会1回戦 苫小牧中央5-0札幌新川(7月11日、札幌円山)

8回無失点と好投した苫小牧中央の渡邉=撮影・十島功

 

苫小牧中央・渡邊8回無失点11K 4番・横山は2安打2打点

 苫小牧中央が札幌新川を5-0の完封勝利で下して準々決勝へ駒を進めた。一回の立ち上がりで精彩を欠いた相手守備の隙を突き、一挙3得点を挙げて主導権を握った。1死一、三塁から4番・横山善大捕手(3年)が左翼へ先制の適時打を放ち、敵失の間に一走も生還。自身も三塁へ進塁し、後続の犠飛で3点目のホームを踏んだ。

 二回から六回までは札幌新川・杉原遥陽投手(3年)にわずか2安打に抑えられたが、終盤に再び得点チャンスが巡ってくる。七回、2番・箕輪翔斗外野手(3年)が足を生かし、内野安打と盗塁で2死二塁の好機をつくると、再び横山がレフトへタイムリー。九回も2死満塁から相手失策が絡んで追加点を挙げた。

 苫小牧中央の先発・渡邊大仁(だいと)投手(3年)は8回4安打無失点。一回に3者連続三振を奪うなど快調な立ち上がりを見せ、八回までで11三振を奪った。二回と四回に四球が絡んで二塁を踏ませたが、それ以外は得点圏に走者を進ませず。相手打線を寄せつけなかった。


■ベスト8入りを果たした苫小牧中央の渡邊宏禎監督(56)
「初回の3点を取れたのが大きかったと思います。(駒大苫小牧との次戦は)こっちまで来なくてもいいかなと。あっちの方が涼しいし(笑)」

■8回無失点と好投した渡邉大仁(だいと)投手(3年)
「変化球は大体低めの方にまとまっていたし、真っすぐも低めで伸びていたので良かったと思います」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい