高校野球
2025/07/11 16:00 NEW

【プレーバック】南北海道大会1回戦 駒大苫小牧6-0大麻(7月11日、札幌円山)

ベスト8入りを果たした駒大苫小牧ナイン=撮影・十島功

 

寺田が8回⅔15Kの快投で初戦突破

 駒大苫小牧のエース・寺田七将(ななと)投手(3年)が奪三振ショーを演じた。一回、いきなり3者連続三振を奪うと、二回2死から四回2死までは6者連続奪三振。完璧な立ち上がりで試合をスタートさせた。

 駒大苫小牧打線も一回に藏本眞ノ輔外野手(3年)の左前適時打で幸先良く先制。二回にも相手の暴投で1点を加えた。中盤に入ると、林逸洋(りん・いやん)主将(3年)のスクイズや藏本の適時三塁打などで得点を重ねていく。寺田も危なげない投球でゼロ行進を続け、5-0で試合は終盤に入った。終盤に入っても寺田の投球は衰えない。八回にも2三振を奪うなど、8回⅔15奪三振無失点の好投でチームをベスト8に導いた。

 大麻は2点ビハインドの四回2死一、二塁の好機をつくり、5番・奈良蓮斗投手(3年)も捉えた打球を放ったが、右翼正面を突き無得点に終わった。投手陣も10四死球を与えるなど、無駄な走者が失点につながってしまった。


■8回⅔無失点と好投した駒大苫小牧の寺田七将投手(3年)
「南北海道大会が決まってから、もう全部投げ抜く気持ちで来ていた。1球目から全力で投げ抜こうっていう気持ちで投げました」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい