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2025/07/09 00:35 NEW

郡司裕也 決勝点お膳立ての貴重な安打 「元同僚たちが頑張った」

二回に二塁打を放った郡司が田宮の中犠飛で生還=撮影・小田岳史

■パ・リーグ11回戦 日本ハム5-4ロッテ(7月8日、ZOZOマリンスタジアム)

2安打2四死球&好守で勝利に貢献

 日本ハムの郡司裕也捕手(27)が「5番・一塁」で先発出場。延長十一回の第5打席で、決勝点につながる右前打を放つなど、5打席で4度の出塁(2安打2四死球)をマークした。

 体を張った守備で出塁を許さないシーンも見せるなど、猛暑にも負けない熱いプレーの数々を披露して、チームの4連勝に貢献した。

活躍が光った元中日トリオ

 延長十一回、4時間13分にも及んだ大激戦。「最近、試合が長いですね(笑)。パッと勝ちたいですよ、本当に(笑)」とジョーク交じりにロングゲームを回顧した郡司。試合の均衡を破るきっかけを生み出した。

 先頭打者として打席に立った十一回、ロッテの7番手・益田の5球目を右前へはじき返し、チャンスメークした。その後2死一、二塁とチャンスが拡大し、マルティネスの右前打で、郡司の代走・中島卓が決勝のホームに生還した。その裏、一打逆転のピンチを迎えるも、1死一、二塁で登板した山本拓が試合を締めくくった。

延長十一回、先頭で右前打を放った郡司(左)

 

 「きょうは僕が(塁に)出て、最後、グワチョ(マルティネス)がヒットを打って、やまーん(山本拓)にセーブが付いて。元同僚たちが頑張ったので、うれしかったですね」。元中日トリオで勝利をたぐり寄せ、胸を張った。

直前の守備では好プレーを披露

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