【一問一答】郡司裕也 古巣の本拠地でヒーローも「ちょっと作為的な感じが(笑)」
ヒーローインタビューを終え、笑顔を見せる郡司=撮影・松本奈央
■セ・パ交流戦2回戦 日本ハム3-2中日(6月21日、バンテリンドームナゴヤ)
日本ハムの郡司裕也捕手(27)が「5番・捕手」で先発出場。2023年シーズン途中まで在籍した古巣相手に〝セーフティースクイズ〟を仕掛けるなど2安打1打点。守っても先発の加藤貴之投手(33)ら6投手をリードし、チームの勝利に貢献した。試合後のヒーローインタビュー、囲み取材の一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―ナイスバッティング、ナイスリードでした
「ありがとうございます」
―最後はシビれる場面だった
「本当に寿命が縮まるぐらい疲れたんですけど。ドラゴンズさんのすさまじい攻撃が来たので、きょうは帰ったらすぐ寝たいです」
試合に勝利し、柳川(右)とグータッチを交わす郡司=撮影・井上浩明
―かつて戦ったバンテリンドーム。スタメン発表で名前が呼び上げられた時には拍手も起こった
「北海道に行ってからも、名古屋の皆さんには応援していただいているので、元気にやっているぞという姿を見せられて良かったなと思います」
―第1打席は1ボールからセーフティースクイズを仕掛け、結果的にタイムリー内野安打となった
「(高橋)宏斗はドラゴンズのエースですし、普通に打っても打てないなと。たぶんうちのボスが考えて、セーフティースクイズのサインが出ました」
一回1死一、三塁、セーフティースクイズを決めた郡司(左)
―名古屋でファイターズ移籍後初出場。プレーしてみての感想は
「移籍してきてからの一番の目標が、このバンテリンドームに帰って活躍するということだったので、皆さんに活躍を見せられて良かったなと思います」
―交流戦首位のホークスが敗れた。優勝の可能性を残してあすの試合に臨める。チームを代表して意気込みを
「あした勝って交流戦優勝して、シーズン優勝、日本一に向かっていきたいと思います」

【囲み取材】
―お疲れさまでした
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「バカ疲れました。本当に…本当に…。余計なことばっかり(笑)。ボークとか、本当に疲れました」
―プロ生活をスタートさせた名古屋でヒーローになった
「いやいやヒーローはちょっと何か作為的な感じがありました(笑)」
―ファンの人も喜んでいた
「もうスタメン呼ばれた時もだいぶ歓声が起きていたので、別に名古屋で何も悪いことしなくて良かったなって(笑)」
―初回にセーフティースクイズのサイン。頭になかったか
「全くなかったですけど、ボスにゲッツーがよぎったわって言われましたね、のちのち」
一回1死一、三塁、セーフティースクイズを決める郡司
―落ち着いて一塁に転がして
「冷静に考えたら高橋宏斗相手で有効な作戦ですよね」
―新庄監督からセーフティースクイズが頭にあったかと聞かれた時にもゼロと答えた
「ゼロでした。よし打ったろうと思ったら。そっちねって(笑)」
一回1死一、三塁、セーフティースクイズを決める郡司(右)
―古巣・中日打線相手に、捕手として6投手をリードした
「知っているからこそ、やらしさも知っていますし、良いところも悪いところも知っていますし、いい相手ですね」
八回を無失点に抑え、ベンチに戻る宮西(左)と郡司
―仲が良い岡林ともピンチで対戦
「岡林は別に大丈夫です。へへへ。冗談です(笑)」
―攻守で躍動し、チームも勝利した
「でもね。交流戦優勝したいですね。このまま、せっかくなら。あした(ソフトバンクと)どっちも勝ったらどうなりますか? 相手も負けないといけないんですか? 他力本願か。まあまあ、勝つに越したことはないですね」

―日本ハムの方が試合開始が30分早い
「まあまあ、勝ってプレッシャーをね。(中日の)相手も松葉さんですもんね。今年いいですからね。松葉さん。勝ちたいですね」
