夏季スポーツ
将来の五輪種目採用を目指すSUPが人気急上昇中 アジア王者の道産子・山田健太さんは10月の世界選手権出場へ
ハワイ発祥のアウトドアスポーツ
専用のボードに乗り、大自然をパドル1本で漕いで楽しむ、ハワイ発祥のスタンド・アップ・パドル(SUP)の愛好者が急増中だ。2018年からツアーガイド会社を経営し、昨春から道内初の愛好者によるクラブ「K-LABO」を主宰するプロライダー・山田健太代表(40)は、昨年11月のアジア選手権(中国)で優勝した国内トップクラスの実力者。競技としては将来の五輪種目採用を目指している、今注目のアウトドアスポーツだ。
北海道の大自然の中で味わう一体感
雪が残る支笏湖周辺の山々に囲まれた最高のロケーションで、インストラクターとしてメンバーにアドバイスしながら和やかな時間が流れる。湖の真ん中までこぎ出せば、ぷかぷか浮いているだけで日常の喧噪から解き放たれる。「SUPフィッシングもあります。積丹とかでやるとブリとか大きいのが釣れますし、マグロも釣れます。レースはSUPの魅力の一つ。大自然と一体になるのが北海道でやるSUPの一番の醍醐味。洞爺湖も支笏湖も、積丹も水がめちゃくちゃ綺麗。こんなに恵まれているところはないです。他だと(水の中に)落ちたくないとかザラにありますから(笑)」。これから迎えるシーズン本番のツアーは、すでに観光客でいっぱいだという。
日本のレベルは世界トップクラス
競技人口は世界的に増え続け、競技としての環境整備も着実に進んでいる。日本の競技レベルはすでに世界トップクラスにあり、正式種目として採用されれば、メダル争いの中心となる可能性も高い。山田さんは「競技としての広がりも一気に加速すると思う。自分にとっても大きな目標になる」と話し、その舞台を見据えている。