【一問一答】8日ロッテ戦に先発する北山亘基 夏場の状態維持に注力「できることはやったので大丈夫」
8日のロッテ戦に先発する北山=撮影・桜田史宏
現在パ・リーグ防御率トップ
日本ハムの北山亘基投手(26)が、8日のロッテ戦(ZOZO)で先発のマウンドに上がる。前回登板の1日のソフトバンク戦では3敗目こそ喫したものの、8回を完投して失点はわずか1という好投を演じた。現在パ・リーグ防御率トップの1.15を誇る右腕が、敵地で今季6勝目を狙う。登板に向けた取材の一問一答は以下の通り。
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―完投が続いているが、コンディションや回復具合はどうか
「6日にピッチングをして、比較的良い状態だったので、問題なく臨めるんじゃないかなと思います」
―暑い時期を迎えているが、体調面で良い状態を維持することができているか
「体調はすごく良いです。でもここからまた汗をかくような試合内容になってくると思うので、この間の調整ではしっかり汗をかけるようにというのは、意識して取り組んでいけたので。実際のグラウンドはもっと暑いと思うんですけど、水分管理をしっかりやれば何とか最悪の事態は免れられるんじゃないかなと思うので、それだけはならないように、しっかり調整したいと思います」

―野外球場だが、特に心配はないか
「今のところは全然ないです。去年投げていない球場ではあるんですけど、でももう自分の中でしっかりやるべきことも安定してきていますし、不確定要素もどんどん減ってきているので、あまり関係ないんじゃないかなとは自分では思います」
―調整期間中に汗を出すようにというのは、練習量を増やしたりしたということか
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「普通にランニングでしっかり走って、しっかり汗をかいて。あとは交代浴とかもして、温かいのと冷たいのと、スイッチの切り替えじゃないですけど、そういうところもしっかりできるように意識して。あとは部屋の温度も、あまり変にクーラーをつけすぎずというのは意識していますし。できることは基本やったので、大丈夫かなと思います」
―最悪の事態というのはピッチング面ではなく体調面のことか
「そうですね。打たれたどうこうとかではなくて、そもそもピッチングできないと厳しいと思うので。体調面で離脱することがないようにというのは、しっかり意識していないといけないので」

―夏場になって日々の食事面での変化は
「栄養士さんにも個人的にお世話になっていますし、いろいろ相談してできているのと、体重も良い形で今は管理できているので、今のところは全く問題なくいけています」
―食事は夏場になるとどんな感じで変わるのか
「いや、食事の内容自体は変わらないですけど。食べられなかったらどうするか、という相談をしているんですけど、今のところは食べられているので。ここから疲れてきたりして、内蔵が疲れたりしてご飯を受け付けなくなったりしたらどうしようか、というのはあるんですけど、今のところはそれがないので、問題ないかなと思います」

―決まって食べるものはあるか
「登板が近づいたタイミングでカーボ・ローディング(運動エネルギーとなるグリコーゲンを通常よりも多く体に貯蔵するための運動量の調節および栄養摂取法)はするんですけど、それぐらいですかね。それ以外は、登板後のリカバリーの内容とかは、その時々の体調に合わせて考えるので。一番決まっているのは、登板前の炭水化物を取るタイミングと量。そこは個人的に、自分で決めてはやっています」
―うどんやおにぎりなどか
「試合前はそうなんですけど。前日とかからしっかりいろいろやっています」
―2年前の8月にZOZOで登板しているが、そのときの暑さなどは記憶にあるか
「いや、全く覚えていないですけど、ZOZOは毎回、夏場は暑いので。でも風はしっかりある球場なので、そこまで心配はしていないです」
山崎(左)と話す北山
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