ファイターズ
2025/06/20 00:00 NEW

《岩本勉のガン流F論》大記録に迫った北山 大先輩のようなやり直しに期待

■セ・パ交流戦3回戦 日本ハム4-1巨人(6月19日、東京ドーム)

思い通りの投球をさせなかった打線

 大記録を逃したものの、北山のピッチングに尽きる。投手戦も予想されたゲーム。まずは打線に触れたい。二回2死から先制点を奪った。三回には2本のタイムリーと犠飛で3点を追加した。打線は好投手の山崎に思い通りのピッチングをさせなかった。あっさり攻撃が終わったのは山崎がマウンドを降りた後の六回と九回のみだった。

十分すぎる援護 足技も披露

 決まりはしなかったが、四回にはダブルスチールも仕掛けた。存分に、嫌らしい日本ハムの野球を見せつけた。打線は前日からクリーンアップがそっくり入れ替わるなど大幅に変更された。そんな中でもマルティネスが振れば当たる状態で、チームを盛り上げ、攻撃に〝ゆとり〟を持たせた。

 となれば、この日の北山。序盤の4得点はほぼダメ押しと言ってもいいほどの援護となった。

大記録よりもチームの勝利を優先させたピッチング

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