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2025/06/20 00:15 NEW

【一問一答】北山亘基 九回1死でノーノーの夢散るも盤石の投球術で今季5勝目

大記録を逃すも9回1安打1失点と快投を演じた北山=撮影・桜田史宏

■セ・パ交流戦3回戦 日本ハム4-1巨人(6月19日、東京ドーム)

 日本ハムの北山亘基投手(26)が先発し、七回2死まで1人の走者も許さない完全投球を披露。プロ入り後初のノーヒットノーラン達成まであと2人というところで本塁打を浴び、偉業達成とはならなかったものの、9回1安打1失点完投で今季5勝目をマークした。チームの3カード連続勝ち越しにも大きく貢献した。ヒーローインタビュー、囲み取材での一問一答は以下の通り。

 【ヒーローインタビュー】

―北山さん、本当に惜しかった
「ファンの皆さんの声援がすごい届いていたので、なんとか達成したかったですけど、最後、大城選手に良いバッティングをされて、すごく悔しいです」

―試合が進んでいく中で、独特な緊張感もあったと思いますが、九回のマウンドにはどんな気持ちで上がったんですか
「今まで味わったことのないような声援でしたし、すごく球場からの、皆さんからの気持ちが届いたので、すごく貴重な経験をさせていただきました」

―七回までは完全投球。四球の後も全く投球が乱れなかったですね
「でも究極を言えば、達成できなかったというところはまだまだ勝負弱いところだと思うので、また次も、もっと目標を高く持って、いつか達成できるように頑張っていきたいなと思います」

七回2死一塁、巨人・吉川を右飛に打ち取った北山

 

―ルーキーイヤーに開幕投手を任せた新庄監督が、身を乗り出すようにして応援していました。あの姿をご覧になっていましたか
「もちろん見えていましたし、今まで起用してくださったことに対して、しっかり結果を出して恩返ししたいなという気持ちはあったんですけど、また次、しっかり結果で恩返しできるように頑張っていきたいと思います」

―監督、選手とは試合中、どんな会話をして、九回まで進んでいったのでしょうか
「そこはいつもと変わらず。イニング間はキャッチャーの田宮とコミュニケーションを取りながら過ごせましたし、いつも良い雰囲気で野手のみんながもり立ててくれるので、きょうもそれのおかげで最後まで投げられたので、みんなに感謝したいなと思います」

―チームは首位をキープ。交流戦の優勝も見えています。今後に向けて
「交流戦、最後の3連戦が残っていますし、良い流れで最後まで全員で頑張りたいと思います。交流戦の優勝を目指して、全員で頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします」
 

 【囲み取材】

―きょうの投球を振り返って

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