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2025/07/05 21:20 NEW

田宮裕涼 高校時代から縁ある細野を好リード 「かわいいシリーズ」メインを張る若き女房役の「推しメン」はあの左腕

三回2死二塁、レイエスの適時打で田宮(左)が生還し、細野と会話を交わす=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ13回戦 楽天1ー12日本ハム(7月5日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの田宮裕涼捕手(25)が、「2番・捕手」で先発出場。打っては今季7度目の複数安打を記録し、「2番で使ってもらっているので、何とか結果を出したい、それだけです」。守っては初めてバッテリーを組んだ細野晴希投手(23)の今季2勝目をアシストした。

「やっと組めてうれしい。ずっと組みたかった」

 念願のコンビ結成だった。東京・東亜学園出身で1学年下の細野とは、千葉・成田高校時代に練習試合で何度も対戦経験があった。「高校時代から知り合いで、やっと組めて僕はうれしいです。僕はずっと組みたかったんです」

三回、左前打を放った田宮

 

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 打席でボールも見ている。「(安打を)たぶん打ったみたいです。細野が言っていたので。もちろん、細野が投げていたのは覚えていますよ。2年生のときからいいピッチャーでした」。安打を打ったのはうろ覚えだが、ピッチング姿は印象に残っている。

 田宮は高卒でプロ入りし、細野は大卒で日本ハムに入団。昨季からチームメートになったが、なかなかバッテリーを組む機会に恵まれなかった。ブルペンでも「ピッチングも受けていないです。だいぶ前に受けただけ」と、遠ざかっていた。

細野をプロ初勝利に導いた郡司先輩に相談し…

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