ファイターズ
2025/06/19 23:30

田宮裕涼 攻守で躍動 巨人戦に秘めていたある思いとは-

九回1死、巨人・大城にソロ本塁打を浴びた北山(左)の元に歩み寄る田宮(中央)=撮影・桜田史宏

■セ・パ交流戦3回戦 日本ハム4-1巨人(6月19日、東京ドーム)

1軍復帰後初のスタメンマスク

 日本ハムの田宮裕涼捕手(25)が「5番・捕手」で1軍再昇格後初のスタメン出場。三回に貴重な追加点となる中犠飛を放ち、守っては先発の北山亘基投手(26)を好リードした。

大記録目前の快投をアシスト

 久々の先発マスクで仕事を全うした。

 「北山さんがいいボール投げていたので、僕はただサポートしていただけ。北山さんとノーヒットノーランできなくて、僕も悔しいです」。九回1死から大城にソロ本塁打を被弾。快挙達成とはならなかったが、先輩右腕の好投アシストした。

「勝っているのにドキドキドキドキって感じ」

 無安打と気付いたのは試合の中盤だった。「六回くらいに、そういえば打たれてなくね? って」。七回2死から四球を出して、完全試合は逃したが、ノーヒットは継続。そこから緊張が一気に高まった。

 「八回終わった後は、やばいどうしようって。(九回は)何か、いつもとはちょっと違う緊張感でしたね。勝っているのにドキドキドキドキって感じでした」。冷静を装いつつ、心臓バクバクだった。

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