〝ゆあち〟田宮裕涼 大ファンの中島健人からパワーをもらう 憧れの人からサプライズも
15日のオリックス戦でファーストピッチセレモニーに登場した中島健人(左)とボールを受けた田宮が記念撮影する
15日のオリックス戦に来場したケンティー
日本ハムの田宮裕涼捕手(24)が、ファンを公言しているアーティスト・俳優の中島健人(31)からパワーを授かった。
15日にエスコンフィールド北海道で行われたオリックス戦に来場。ファーストピッチ、トークショーを行うなど、ファイターズのユニホームに身を包み、球場を盛り上げた。
ファーストピッチセレモニーに登場した中島健人(左)と言葉を交わす田宮
夢のようなひととき まさかのハグも
ケンティーの来場から一夜明け、田宮が〝推し〟と共演した夢のような一日を振り返った。
ファーストピッチでは、捕手役を務め「ワインドアップがキレイでしたね」とほれぼれ。投球後には不意打ちのハグをされ、「いや、びっくりでした。いいの?って。えっ、いいの? そんな感じでした。とてもいい人でした」と大興奮だった。「自前です」というライブのペンライト〝ピカレスクの銃口〟を持参し、スペシャルゲストを大いに喜ばせた。
ファーストピッチセレモニーに登場した中島健人(奥)と田宮が抱き合う
ヒーローインタビューでは宮西&郡司とやりとり
中島がヒーローインタビューでインタビュアーを務めることは事前に知っていた。田宮の出番はなかったが、チームは7―0で快勝。お立ち台に上がった宮西、郡司との軽快なやりとりをベンチから見守った。
「〝推し〟としてはヒーローインタビューを見られるだけで良かった。まずは試合に勝って、ヒーローインタビューをなんとしても見たい。ヒーローになれたらいいなって感じでしたけど、まずはヒーローインタビューを見られることが目標だったので。まず良かったです」
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ヒーローインタビューのインタビュアーを務めた中島健人
出発ギリギリまでトークショーを見学
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試合後に行われたトークショーもベンチで見学した。
自称「独占欲強め」のケンティーから「ゆあち」とニックネームを付けてもらい「いいんじゃないですかね」とニッコリ。千葉への移動の時間が迫っていたが「(バスの)出発ギリギリだったので、どうしようって。ギリギリまで粘りました」と最後まで見届けた。
試合後に行われた中島健人(左)のトークショーをベンチから見る田宮
舞台裏での濃密な時間
裏ではこんなやりとりもあった。「ミット、触ってもらいました」。手に持っていた青ミットを「一回、見ても良いですか」とお願いされ、「どうぞ!」とすぐさま差し出した。
田宮が企画した選手プロデュースパン「ユアのメロメロメロンパン」も食べてもらい「おいしいって言ってくれて、うれしかったです」と感無量だった。
試合後に行われたトークショーに出演した中島健人
粋な計らいに感謝感激
サプライズもあった。試合中には田宮の直筆タオルを持った中島が映し出され、「持っていましたね。びっくりしました」と大感激。さらに「プレゼントもらいました。ライブグッズです」と、激レアグッズを贈られたという。
試合後に行われた中島健人のトークショーをベンチから笑顔で見守る田宮
次はお立ち台でも共演だ!
登場曲は21日に発売される中島のシングル「MONTAGE」を使用する予定。「また、(球場に)来て欲しいですね」。憧れの人からもらったパワーを力に変え、さらなる成長の糧にする。
16日の試合前練習で捕手練習する田宮