ファイターズ
2025/06/11 00:25 NEW

伏見寅威 攻守で移転後1500勝に貢献 21年前を振り返り「ファイターズが北海道に来た時は…」

試合終了後、新庄監督(左奥)とハイタッチを交わす伏見=撮影・松本奈央

■セ・パ交流戦1回戦 ヤクルト1-3日本ハム(6月10日、エスコンフィールド北海道)

道産子らしく最年長らしく節目の勝利に大貢献

 日本ハムの伏見寅威捕手(35)が「9番・捕手」で先発出場。先発マウンドに上がった達孝太投手(21)を好リードで導いて、無失点ピッチングを演出した。打っては六回の第3打席で、適時二塁打を放ち、貴重な追加点をゲットした。

 チームの北海道移転後1500勝という節目の白星奪取に、最年長の道産子が大きく貢献した。

ヒーローインタビューで”やりましたー”と声を上げる伏見(中央)

 

節目の試合を締めくくった道産子バッテリー

 九回2死一塁。一発出れば同点の場面でヤクルト・内山が放った打球は、高々と内野上空に舞い上がった。そして三塁を守る奈良間のグラブに収まった。北海道移転初年度の2004年3月31日に挙げた〝初勝利〟から21年と71日。節目となる1500個目の勝利をつかみ取ったのは、佐呂間町出身・玉井と、千歳市出身・伏見の道産子バッテリーだった。

 「玉井はいつも良いピッチングをしているので。きょうは緊張感あるマウンドでしたけど、いつも通りの力を出してくれた。頼りになるなと思いました」。伏見は2年ぶりのセーブで試合を締めたベテラン右腕をたたえた。

九回を無失点に抑え、チームメートとハイタッチを交わす玉井(中央)と伏見(右)=撮影・井上浩明

 

冴えた適材適所のインサイドワーク

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