■パ・リーグ８回戦　楽天０－４日本ハム（５月１１日、エスコンフィールド北海道）

　１２日に３５歳の誕生日を迎える日本ハム・伏見寅威捕手が、盛大な〝バースデーサプライズ〟に感謝した。仲が良い池田隆英投手（３０）が企画し、練習前に大型ビジョンでチームメートからのお祝いメッセージを集めたスペシャルムービーが放映された。一問一答は以下の通り。

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―サプライズだった
「うれしかったです。全然、気付かなかったです」

―印象に残ったメッセージはあるか
「特にないです（笑）。みんな内容なさすぎて、それが良かったなって。変にかしこまらず、面白かったです」

【 仕掛け人・池田隆英が明かした舞台裏】

―後輩からもイジらていた
「イジられていましたね。オジさん扱いも受けましたし、何かトレーニングの片手間にやっているやつも多かった。ピッチャー陣、特に多かったですけど。そういうの含めてうれしかったです」

―池田は「恥ずかしい１０分」だったのでは、と話していた
「恥ずかしいです。みんな注目している中で、今まで誕生日だった人もいるし、これからの人もいるのに、僕だけあんな大ビジョンで祝ってもらっていいのかな、って本当にいいのかな。試合前だし、っていう申し訳なさはありました」

―顔がデガデカと載っているバースデーＴシャツも作成してもらった

「あれ、うれしいですね。モノをもらってもうれしいけど、ああいう準備してくれる過程でうれしいのは、なかなかないと思います」

―デザインはどうか
「いい写真選んでくれたので（笑）」

―２月くらいから準備していたそう
「それは言っていたんですよ。誕生日のやつ自分の中では決めていますと、キャンプの時に言っていて。もう決めたの？って話をしていて。楽しみにしていてくださいよって。何くれるのかな、と思っていて、こんな感じでした」

―球団公式グッズとして受注販売される
「売れたのかな（笑）。いいＴシャツでしたね。池田に感謝ですね」

―池田本人に感謝の言葉は伝えたか
「何回もありがとうと。１回じゃない。何回もありがとねと。アイツも説明したがりなので、このときはこうでとか、さっき風呂で一緒になったので、いろいろ話を聞いて」

―メッセージであと１０年やってほしいという選手もいた
「誰が言っていました？　聞いてなかった（笑）」 

―バッテリーを組む山崎は長生きしてくださいだった 
「福也は聞いていた！」 

―山県が同じ干支（午年）だから、これから１０年よろしくお願いしますと
「山県はこの前話していた時にその話になって、干支一緒だと気付いて。うわちょっと年感じるなって。干支一緒だと感じますよね。でも、無理やり付き合っていただき、申し訳ないなって。本当に池田が動いてくれたので、感謝です」

―どちらかといえば、いつもはプレゼントを贈る側
「僕はあそこまで手の込んだことしない。（プレゼントは）うれしいと思ってしますけど、みんなを巻き込んでやらないので。色々考えてくれたんだなってうれしいですね」