夏の王者・旭川実業が8年ぶり全国に王手 2得点のFW川口湘大「1点でも多く」【全国高校選手権北海道大会】
■全国高校サッカー選手権北海道大会(11月7日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
▽準決勝 旭川実業3-1クラーク
夏のインターハイで全国8強入りした旭川実業と、創部7年目で初の全道大会4強入りとなったクラークが対戦し、旭川実業が3-1で勝利した。前半20分にFW川口湘大(2年)のゴールで旭川実業が先制に成功するも、同29分にクラークが得たPKをDF河合大地主将(3年)が決めて同点に追いつく。後半7分、再び川口のゴールで旭川実業が勝ち越すと、同36分にはMF英昴瑠(はなぶさ・すばる、2年)が試合を決定付ける3点目を決めて突き放した。旭川実業は8年ぶり9度目の全国切符を懸けて、明日8日に札幌大谷と決勝戦を行う。
得意な形で先制し苦手な頭で2点目
夏の北海道王者が、新鋭・クラークを相手に貫禄勝ちを見せた。勝利の立役者となったのが2得点を挙げた川口だ。前半20分、MF渡邊颯太(3年)の浮き球スルーパスに反応すると、ゴール前やや左の位置で迎えたGKとの1対1の局面で冷静にゴール右隅へと流し込んだ。「颯太から逆サイドにボールを振られてきて。ワンタッチでアウトに持っていって、ワンステップで打てるような場所にファーストタッチで持っていけた。いつもの自分の得意な形が出たかなと思います」。
そして同点で迎えた後半7分には、MF山腰崇真(2年)の左サイドからのクロスを頭で合わせて、チームに大きな勝ち越し点をもたらした。「ヘディングはいつもクロス練習をしていて、なかなか決められないことが多くて。試合でもヘディングでなかなかゴールできていなかったので、自分の苦手な部分ではあって。そこを崇真が左からいいところにピンポイントで上げてくれたので、あとはいつもの練習みたく頭に当てる感じでしたね」。このゴールで試合の主導権を奪い返すと、最後までクラークに肩を並べさせず。決勝進出を決めるホイッスルの瞬間を迎えた。